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里親家庭で生活するあなたへ

山本真知子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784753311699
ISBN 10 : 4753311694
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「周囲に里子だと知られたくないです」「実子は里子とどう接すればいいの」…里子や実子など里親家庭で生活する皆さんは、特有の疑問や悩みを抱くものです。そうした悩みにどう対応したらよいかのアドバイスを、Q&A形式で紹介するのが本書です。Qのそれぞれについて、里親さんと支援者の方へのアドバイスも掲載しています。里親家庭で子どもがどういう悩みを抱くのか、大人が把握するための資料としても貴重です。「自分だけが悩んでいるのではない」と、前向きになれる一冊です。

目次 : 1 子どもたち全体へのQ&A(里親ってなんですか?/ 児童相談所など、里親支援をしている人がたくさんいますが、違いがわかりません。)/ 2 里子のためのQ&A(これから里親さんの家で生活します。里親家庭にはどんなルールがありますか?/ 里親さんのことをなんと呼べばいいですか?/ ずっと施設で生活していたので里親家庭に来たくなかったです。この気持ちどうしたらいいですか? ほか)/ 3 実子のためのQ&A(これから親が里親を始めます。里子にどう接したらいいですか?/ 里子と性格が合いません。何か良い方法はありますか?/ 学校の友達などに里親についてどのように説明すればいいですか?その際、秘密にしなければいけないことはありますか? ほか)

【著者紹介】
山本真知子 : 1982年東京都生まれ。2005年青山学院大学文学部教育学科卒業。2012年日本女子大学大学院人間社会研究科社会福祉学専攻博士前期課程修了。2015年日本女子大学大学院人間社会研究科社会福祉学専攻博士後期課程修了、博士(社会福祉学)。独立行政法人日本学術振興会特別研究委員(DC1)、田園調布学園大学子ども未来学部助教を経て、現職:大妻女子大学人間関係学部人間福祉学科専任講師。社会福祉士、保育士、幼稚園教諭。専門は、子ども家庭福祉、社会的養護(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ツキノ

    里子と実子のためのQ&Aという形で、現在の日本の里親制度や課題点がわかる。どの問いの答えにも「里親さん、支援者の方へ」がある。今の自分に密着したテーマではないものの、今後、子どもが結婚したり、孫が生まれたり、関係性が広がったら身近になることもあり得る。「里親家庭に来て幸せだったという子どもを増やして、里親家庭で生活するのはかわいそうなことではないということを社会に伝えていく必要がある」というのは納得(145p)。思い込みや、外側の上から眺めて人を「かわいそう」とか言うのはしてはならない(がよくある)。

  • Taka

    里親というものに興味を持ったので読んでみた。養子とは何が違うのかな?どんなことを思うのか、やってみなければわからないけど。里親里子実子それぞれに思うところはあるわけで。18歳になると他人になってしまうのか。小さい頃に来てもらった方が良いような気がするけどそれはそれでよくないみたい。もっと色々知りたい。人と人との関係や長期スパンで物事を考えたい。

  • izw

    10/4が里親デーであったこともあり、図書館の新着コーナーに置かれていた「里親」についての書籍が目についた。里子、実子の質問に、質問に対する回答・アドバイスとともに、里親に対する回答・アドバイスが載せてある。ざっと流し読みをしただけだが、里親家庭でどんな問題が生じる傾向があるので、生じる可能性があるのか、が概観できた。問題のリストが並べられているとうまくいかないことが多いのかと思ってしまいがちだが、普通に何事もなく幸せに暮らしている家庭もある、あるいは多いのではないかと思えるが、どうなんだろうか。

  • ksm

    里親家庭に暮らす子どもたちに寄り添った本。里子さんだけじゃなくて、実子さんの項目があるのがすごく素敵。特に、実子さんにお子さんがいる場合は盲点だったな…!どの立場でも子どもが「子ども時代」を過ごせるように。まずは声を聴くこと、意識することが大切かな。関係が悪ければ注目しやすいけど、すごく協力的な時も過度に無理させちゃってるかもしれない。イギリスで「里親家族全体のサポート」「実子と話す機会を定期的にもつ」「家族で過ごすためのレスパイトがある」って教わったことを思い出す。日本でも、色々当たり前にしていきたい。

  • がみまぐ

    これ、子ども向けと、里親・支援者向けのAnserが、別冊になってたらいいのになーと思ったりしました。子ども向けの方は、〜〜〜に相談してみましょう…も多く、それができたら悩まへんけども…と思ったり。

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