山本周五郎探偵小説全集 第1巻 少年探偵・春田龍介

山本周五郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784861821455
ISBN 10 : 4861821452
フォーマット
出版社
発行年月
2007年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,372p

内容詳細

日本ミステリ史の空隙を埋める画期的全集、知られざる探偵小説62篇を大集成。父博士の秘密、隠し財宝をめぐる殺人事件の謎、大陸に跋扈する暗殺秘密結社との激闘…。本巻では、天才少年探偵の活躍が描かれる。

【著者紹介】
山本周五郎 : 1903〜67年。山梨県生まれ。小学校を卒業後、質店の山本周五郎商店の徒弟となる。文芸に理解のある店主のもとで創作を始め、1926年の「文藝春秋」に掲載された『須磨寺附近』が出世作となる。デビュー直後は、倶楽部雑誌や少年少女雑誌などに探偵小説や伝奇小説を書いていたが、戦後は政治の非情を題材にした『樅ノ木は残った』、庶民の生活を活写した『赤ひげ診療譚』、『青べか物語』など人間の本質に迫る名作を発表している。1943年に『日本婦道記』が直木賞に選ばれるが受賞を辞退。その後も亡くなるまで、あらゆる文学賞の受賞を拒否し続けた

末国善己 : 1968年広島県生まれ。文芸評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 水生クレイモア さん

    山本周五郎さん初読了。「骸骨島の大冒険」・「謎の首飾事件」が私的ベストです。

  • シガー&シュガー さん

    山本周五郎が全集を出せるほど探偵小説を書いていたとは知らなんだ。家族を養うために大衆雑誌に書いていたものは散逸激しく、この春田龍介シリーズも完全収録とはなっていない様子。で、この一冊はなにせ少年少女向けなので色々単純に思えるところもあり、「戦前の価値観」に眉を顰める人もいたりするかも。私は興味深く読みました。特に大陸を舞台に、絶対無敵すぎるはずの春田少年が出し抜かれまくる「ウラルの春」はちょっとハラハラしたし、春田少年の発言には敗戦前の日本人の意識を見せられるようで、ちょっと複雑な味わいです。

  • まるめろ さん

    子供向けの探偵小説。これぞ勧善懲悪というストーリーで、大体が展開も早く派手でサクサク読める。ウラルの東に関しては、凶悪な敵と目まぐるしく訪れる危機にハラハラしつつどんどん読み勧めた。ところどころ少しやり過ぎの感は否めないが、当時の時代背景を考えるとこんなものなのだろう。

  • もかすけ さん

    こういうのはまず江戸川乱歩の少年探偵団が思い浮かぶけど、こちらの龍介は大人に頼らず、なんでも一人でやってしまうところが、、、むちゃくちゃだ。。。

  • 春 さん

    山本周五郎に挑戦してみようと思い読んでみました。探偵もので、少年が主人公。謎解き+アクションで引きつけられる作品集でした。しかし作られた時代にタイムスリップし物語の世界に入り込むのに時間がかかりました。でも、読み始めてしまうと、やみつきになります。

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人物・団体紹介

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山本周五郎

1903年、山梨県生まれ。横浜市西前小学校卒業後、東京木挽町の山本周五郎商店に徒弟として住み込む。関東大震災後、復職せずに文学修行に努める。29年、「少女世界」に童話や少女小説を発表する。43年、『日本婦道記』が第17回直木賞の候補に推されるが辞退。59年、『樅ノ木は残った』が第13回毎日出版文化賞

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