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お殿様たちの出世 江戸幕府老中への道

山本博文

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784106035852
ISBN 10 : 4106035855
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2007
Japan

Content Description

江戸時代、諸大名に羨望視された幕府政治の最高中枢=老中の座。その権力と権威、そこへ至る者の昇進コース、出身家、個性や能力などから江戸城内の政治力学が明らかに。幕府トップ人事から見た画期的江戸政治通史。

【著者紹介】
山本博文 : 1957(昭和32)年、岡山県津山生れ。文学博士。東京大学史料編纂所教授。東京大学文学部を卒業後、同大学院を経て、東京大学史料編纂所へ入所し、現在に至る。専攻は日本近世史。『江戸お留守居役の日記』(講談社学術文庫)で、日本エッセイスト・クラブ賞を受賞したほか、『江戸城の宮廷政治』(同)『島津義弘の賭け』(中公文庫)『鬼平と出世』(講談社現代新書)『江戸時代を〔探検〕する』『学校では習わない江戸時代』(ともに新潮文庫)など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 金監禾重

    興味の薄い分野だが、読んでみれば満足した。歴代老中全員を列挙。個々の業績にはほぼ触れず、家系や老中になるまでの経歴が中心。将軍側近出身から既定の出世コースで経験を積むシステムが定まっていく。武家政権の中では地方軍事指揮官が上位であり例えば四天王の家は老中に任じられなかったが、傍流の当主が継ぐと家格が下がって老中になるという現象が興味深い。また養子入りの血筋より家系が重視される社会だったが、老中経験者が養子入りすると外様でも老中になれる。家柄重視の大枠はあるが、意外と「柔軟」である。

  • のん

    江戸時代の老中制度の変遷について歴代老中のキャリアパスや家格を中心に解説。綱吉以降、老中たちが歩んできたポストや与えられた領地を見ると、ある程度傾向が決まっており、まるで現代の役人の人事異動のよう。キャリアのみならず家格も重要な要素であることは現代と違っていて面白い。手元にあるのは初版のようだが、255頁から本書のまとめが簡潔に書かれているので、復習したくなったらそこを読み直そうと思う。

  • äï

    超ざっくりいうと、 初期の頃は将軍が自ら政治を行う=老中は将軍の決定を伝達する役割で、若い頃から側にいた側近が老中に 幼い将軍が誕生する頃になる老中のプレゼンスが高まり能力が必要=老中になるための出世コースのようなものがでてきた

  • kinaba

    割と網羅的に江戸時代通しての老中達を紹介していてすごい。もう少し何人か特別に焦点を当てて細かく見たかった気もする。

  • shushu

    老中の位置づけ、昇進コース、家柄を時系列順にまとめたもの。家格が高すぎるとなれないとか、色々あるんですね。そもそも、歴史に詳しくない人間には、こんなに領地の移動があったこと自体さえ驚き。

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