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ISBN 10 : 412005439X
Content Description
怖がりで気難しくて涙もろい不世出の名文章家。すべての作品と日記を「日記読み魔」が逍遙し、その人生と昭和戦前・戦中期という時代を活写する没後50年、初の評伝。
目次 : ロッパ日記から百間日記へ/ 捨て子の母、野心家の父/ 初恋日記の行方/ 素琴先生と仲間たち/ 此縁談は調へ難し/ 百間成婚、君に先んぜらる/ 帝国大学は出たものの/ 漱石先生の死/ 海軍機関学校とスペイン風邪/ 大正八年春、家計破綻す/ 豚小屋の法政大学/ 『冥途』と殺人事件/ 大震災と高利貸/ 債鬼に追われて三千里/ 芥川の死と砂利場の日々/ 法政航空研の「陽気な秘密」/ 内田百間の空想は偉なり/ 法政大学の空騒ぎ/ 『百鬼園随筆』と風船画伯/ 二・二六事件から「相剋記」へ/ 事変前夜の桑原会/ 支那事変と「東京日記」/ 日本郵船の夢獅山房/ 太平洋戦争と錬金術/ 東京焼盡、滂沱の涙/ 掘立小屋からの脱出/ 「サラサーテの盤」と「阿房列車」/ 摩阿陀会の黄昏
【著者紹介】
山本一生 : 1948年生まれ。近代史家、競馬史家。東京大学文学部国史学科卒業後、富士石油に入社し、おもに線形計画法を用いたシステム開発業務に携わる傍ら、競馬の歴史や文学、血統に関する翻訳やエッセイを発表。1997年にフリーになると近代史に転じ、恩師である伊藤隆東大名誉教授のもとで『有馬頼寧日記』の編集に加わり、その後は「日記読み」として戦間期の日記をもとに時代を読み解く試みを行っている。『恋と伯爵と大正デモクラシー―有馬頼寧日記1919』(日本経済新聞社)で第五六回日本エッセイスト・クラブ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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踊る猫
読了日:2022/01/21
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読了日:2022/04/07
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読了日:2021/08/22
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