一神教の起源 旧約聖書の「神」はどこから来たのか 筑摩選書

山我哲雄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480015815
ISBN 10 : 4480015817
フォーマット
出版社
発行年月
2013年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
378p;19

内容詳細

もともとイスラエルもユダも、古代オリエント世界の辺境に存した弱小国家に過ぎず、権力や覇権とはほとんど縁がなかった。その小さな国家が滅び、新バビロニア帝国の圧倒的な支配のもとで「ヤハウェの民」が最も非力で悲惨な境涯にあった時に、彼らの中から唯一神観が生まれた。それは、弱い者が生き延びるための知恵であった。―古代イスラエルで唯一神が誕生するまでを、壮大な筆致で描く。

目次 : 第1章 一神教とは何か/ 第2章 「イスラエル」という民/ 第3章 ヤハウェという神/ 第4章 初期イスラエルにおける一神教/ 第5章 預言者たちと一神教/ 第6章 申命記と一神教/ 第7章 王国滅亡、バビロン捕囚と一神教/ 第8章 「第二イザヤ」と唯一神観の誕生

【著者紹介】
山我哲雄 : 1951年、東京生まれ。早稲田大学、同大学院文学研究科で宗教学を学ぶ。北星学園大学経済学部教授、同大学院文学研究科教授を兼務。専攻は宗教学、旧約聖書学、古代イスラエル史学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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