中東戦争全史 朝日文庫

山崎雅弘

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784022618726
ISBN 10 : 4022618728
フォーマット
出版社
発行年月
2016年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
411p;15

内容詳細

戦争、内戦、テロ……。なぜ今、中東地域で惨禍が繰り返されるのか? その理由を、パレスチナやイスラエルの歴史、中東をめぐる大国の思惑、数次にわたる中東戦争から、詳細にわかりやすく解説します。そして、[新版]では2001〜2016年までを大幅加筆。今なお続くシリア内戦や、中東の新たな脅威である『イスラム国(IS)』登場の真相にも迫ります!


【著者紹介】
山崎雅弘 : 1967年大阪生まれ。戦史・紛争史研究家。軍事面だけでなく、政治や民族、文化、宗教など、様々な角度から過去の戦争や紛争に光を当て、俯瞰的に分析・概説する記事を、1999年より雑誌「歴史群像」で連載中。また、同様の手法で現代日本の政治問題を分析する原稿を、東京新聞、神奈川新聞などの媒体に寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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イスラエルとアラブ諸国の中東戦争の概説書...

投稿日:2021/02/25 (木)

イスラエルとアラブ諸国の中東戦争の概説書的な本です。 2001年に出版されたものに大幅に加筆されております。 古代から現代(本書出版の頃)までのパレスチナについても初心者にもわかりやすく触れられております。

一郎 さん | 千葉県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ばんだねいっぺい さん

    この本のお陰で何回学んでもこんがらがっていたものが、いくぶん、すっきりして見通すことができた気がする。 戦争が終わらないことが益となっている勢力がいるなかで、いったい、いつ、それは、終わってくれるのか。

  • ふぁきべ さん

    パレスティナ問題を中心とした中東紛争について、中立的な姿勢で解説する良書。シオニズムの起源から本書は始まるが、内容が本格化するのはパレスティナ分割決議とイスラエル建国から。日本語資料ではあまり詳述されることのない第一次〜四次中東戦争についても詳述されている。第一次中東戦争時にはアラブ主義の理想とパレスティナを自国領にしたいという打算によって各国は立ち上がったが、利害が必ずしも一致しないうえ、イスラエルに軍事的に対抗できないことが明確になるにつれて、パレスティナ問題に積極的に直接関与することを辞めてしまう→

  • Naoko Hosokawa さん

    「あなたの隣人の家を欲しがってはならない」 ーモーセの十戒 第十番目の戒め。ベングリオンが第二次世界大戦でアメリカのユダヤ系大富豪から捻出したお金で武器を大量にイスラエルに投入したとか、今と変わらないしGAFAMとして強化されてるんだからもうねえ・・ なんとなく、アメリカとその他アングロサクソン系がイスラエルを通してあそこらへんを広げたいのが良くわかってきた。特に、シナイ半島とかスエズ運河らへんとかいずれ?ユダヤ人のIQの高さをすごく感じて、これは勝てないなあーと。IQと経済力を上げられる国は強い。

  • しゅー さん

    ★★★中東に関する本は、イスラム思想を大上段から語ったり、殊更に特殊な地域性を強調する本が多い。その点、本書は「戦争」を中心に描く(さすが元ネタが学研M文庫?)ことで、各国の思惑が分かりやすく理解が進んだ。要は「敵の敵は味方」ということと「極端で過激な主張こそ支持を得やすい」ということがポイントである。後者については、対立する2つの国のそれぞれに紛争を長引かせることで得をする勢力が存在すると言う結果を生む。戦争のキッカケは中東に固有の事情があるものの、その後の激化は一般化できる原因というのが説得力あった。

  • Mana さん

    とにかくややこしい中東情勢を、最初のパレスチナ移住が唱え始められたシオニズム運動の起こりから、イスラエルだけでなくその他の中東諸国の時代時代の情勢も含めて丁寧に解説されていてとても分かりやすい。

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