白い巨塔 第3巻 新潮文庫

山崎豊子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101104355
ISBN 10 : 4101104352
フォーマット
出版社
発行年月
2002年11月
日本
追加情報
:
16cm,377p

商品説明

癌の検査・手術、泥沼の教授選、誤診裁判などを綿密にとらえ、尊厳であるべき医学界に渦巻く人間の欲望と打算を迫真の筆に描く。

<山崎豊子>1924(大正13)年、大阪市生れ。京都女子大国文科卒。毎日新聞社学芸部に勤務。当時、学芸部副部長であった井上靖のもとで記者としての訓練を受ける。勤務のかたわら小説を書きはじめ、1957(昭和32)年『暖簾』を刊行。翌年、『花のれん』により直木賞を受賞。新聞社を退社して作家生活に入る。1963年より連載をはじめた『白い巨塔』は鋭い社会性で話題を呼んだ。『不毛地帯』『二つの祖国』『大地の子』の戦争3部作の後、大作『沈まぬ太陽』を発表。1991(平成3)年、菊池寛賞受賞。

内容詳細

財前が手術をした噴門癌の患者は、財前が外遊中に死亡。死因に疑問を抱き、手術後に一度も患者を診察しなかった財前の不誠実な態度に怒った遺族は、裁判に訴える。そして、術前・術後に親身になって症状や死因の究明にあたってくれた第一内科助教授の里見に原告側証人になってくれるよう依頼する。里見は、それを受けることで学内の立場が危うくなることも省みず、証人台に立つ。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヴェルナーの日記 さん

    財前が渡航前に行った患者・佐々木が死んでしまう。その死に対し医療ミスが有ったか、否かを問う医療裁判となる。本のタイトル『白い巨塔』とは”象牙の塔”ともいう。これは現実から逃避するような学者の生活や、大学の研究室などの閉鎖社会というような意味も持つ。裁判を通して審議は、一部の人を除き、診断や医療・技術のみを判じ、人を診るという医者の基本を忘れているように思えてならない。”医は仁術なり”とはよく言ったもの。佐々木庸平は患者である前に一人の人間であること肝の命じる必要がある。里見ら少数の人だけが気づいていた。

  • 優希 さん

    裁判から医学界の欲望と打算を伺えたようでした。財前の手術後に患者を視察することなく、外遊に行った姿勢からして疑問を覚えます。その不誠実な態度から始まった裁判ですが、里見が学内の立場が危うくなってまでも証人台に立つ姿が、その後どう響くのかが気になりました。財前のあまりに自己中心的な姿はイラつきますが、ここまで憎らしいと逆に清々しいかも。救いのないような裁判でも、事実認定で原告側の主張が認められたのは救いなのかもしれません。財前は今後も暴走する気がします。

  • miyumiyu さん

    再読。教授の地位を手に入れた財前は、慢心から患者を死なせてしまい、患者家族から訴えられて裁判沙汰に。とにかく山崎さんの取材力と筆力が凄い!臨場感溢れる裁判シーンに、ページをめくる手が止まらない。傲慢な財前と正義を貫く里見。そして判決は…。当初3巻で完結だったのが、社会的反響が凄いあまりに4・5巻の続編ができた本作。カギを握る柳原医師の証言は?里見はどうなる?財前に天罰は下らないのか?再読でも逸る気持ちを抑えられず、いよいよノンストップの4・5巻へ!

  • 抹茶モナカ さん

    外遊を終え帰国した財前は、誤診で訴えられた事を知る。舞台は、大学病院から裁判所へ。医師としての信念から法廷に立った里見助教授は、判決の下った日、国立浪速大学病院への退職願を書く。大学病院の封建性、医事裁判と社会派小説としてのテーマが顔を出して来る。

  • Tsuyoshi さん

    自身の執刀後、死亡してしまった患者側から医療過誤裁判を起こされた財前。もはやこれまでかといった所だったが、またもや利害の一致した大学側を味方につけ薄氷の勝利をを掴んだことで慢心ぶりが高まっていく展開に。このまま権力と名声を掴むべく突き進んでしまうのか?それともどこかで梯子を下ろされてしまうんだろうか。次巻へ続きます

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山崎豊子

1924‐2013。大阪市生れ。京都女子大学国文科卒業。毎日新聞大阪本社学芸部に勤務。その傍ら小説を書き始め、1957(昭和32)年に『暖簾』を刊行。翌年、『花のれん』により直木賞を受賞。新聞社を退社して作家生活に入る。’91(平成3)年、菊池寛賞受賞。2009年『運命の人』を刊行。同書は毎日出版文

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