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名ピアニストたちとの出会い

山崎孝

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784276210578
ISBN 10 : 4276210577
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2014
Japan

Content Description

伝説の巨匠から21世紀の名手まで“実演”に接した筆者が記す名ピアニストたちの記録。演奏家としテ、指導者として、国際コンクールの審査員として、長年にわたって多くのピアニストたちを、聴き続けてきた筆者が、後世に伝えたいこと。

目次 : 第1章 一九世紀生まれの名ピアニストたち/ 第2章 一九〇〇年代生まれの名ピアニストたち/ 第3章 一九一〇年代生まれの名ピアニストたち/ 第4章 一九二〇年代生まれの名ピアニストたち/ 第5章 一九三〇年代生まれの名ピアニストたち/ 第6章 一九四〇年代生まれの名ピアニストたち/ 第7章 一九五〇年代生まれの名ピアニストたち/ 第8章 一九六〇年代以降生まれの名ピアニストたち

【著者紹介】
山崎孝 : ロシア共和国国立グリンカ音楽院名誉教授、くらしき作陽大学名誉教授。東京藝術大学卒業・専攻課修了。ドイツ政府給費生としてミュンヘン国立音楽大学卒業。福井直俊、井口秋子、ローズル・シュミット、ヴラディミール・ホルボウスキー、マグダ・タリアフェロ、ゲーザ・アンダ、ジェルメーヌ・ムニエ各氏に師事。安宅賞、ヨーロッパ・ピアノ教育連盟EPTA賞受賞。ジュネーヴ国際コンクール、ミュンヘン国際コンクール、ヴィオッティ国際コンクール、ブゾーニ国際コンクール、プロコフィエフ国際コンクール他、審査員を歴任。バルトーク『ミクロコスモス』全曲を本邦初演。演奏家・教育者として幅広く活動し、ピアノ演奏解釈の著書や楽譜校訂版を多数出版している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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これは嬉しい立派な本だ。大冊ではない。名...

投稿日:2014/08/16 (土)

これは嬉しい立派な本だ。大冊ではない。名著といふやうな判断は私みたいな素人にはできない。著者の略歴に生年が書かれてゐないことが、この頃散見されるのはどうしたことか、女性でもあるまいし。本文から1938年生れと拝察した。すみません私は知らなかつたのですが、現役著名ピアニストにして教授。そして各国各地のコンクール審査員を歴任とある。   作品111について「お説教というより、むしろ曲を解剖していくアラウ。天から降りてくる霊感を伝えようとするゼルキン。リヒテルは大陸を徒歩で横断し、ケンプはスケッチブックを持って海岸を散歩する。そしてべネデッティ・ミケランジェリは、機械好きな少年が目を輝かすかのようにピアノに向かうのだ。」(ABMの章)   ほぼ100人のピアニストについて、ヨーロッパとわが国での演奏会やコンクールなどの体験ばかりのやうで!録音には殆ど言及されてゐない。だからリパッティとかハスキルとか論述されてゐない人たちもある。   それぞれがみな聴き分けられ、特徴、特質やエピソード(と略歴)が述べられる。誰が一番などといふことは言われてゐないが、どのやうに尊敬畏敬が払はれてゐるかは、文章から分る。(またそれほど払はれてゐない人もゐる。)だから落ち着いて冷静に読める。   前書きに「ヨーロッパにおけるピアニストの価値がどこにあるか、歴史的な必然性がどのような演奏に現れるか、よりよく理解してもら」ひたいといふ著者の希望が述べられてゐる。それがどこまで理解できるか、たのしみです。

JCS さん | 神奈川県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • maoneko

    まず19世紀生まれのピアニストを筆者が聴いているのが驚きで、次々とえ、こんなに聴いてるの?と。短いけど実際に筆者が体験した演奏会の感想は読んでて楽しい。この秋のコンサートがピアノ寄りになったのはこの本の影響が大きい。ちょうどこの本にも出ている隠れた名ピアニストの放送音源が紫のパッケージで出てきているのでその演奏を体験してみたいと思う。

  • スリカータ

    古今東西の名ピアニストを一人の1ページから3ページくらいで紹介。日本人は一人もいないし、中国人のラン・ランやユンディ・リが出てこないのは著者の好みかな?

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