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ISBN 10 : 4634548364
Content Description
武家政権は、将軍となる武家に幅広い支持が集まることによって成立する。将軍となる武家には、何が必要だろうか。まずは武力でほかを圧倒することだろうが、それだけでは政権として継続するのは難しいだろう。統率する者として、ほかの武家とははっきり異なる正統性をもつこと、言い換えれば権威の確立が求められる。室町幕府の場合、樹立した足利尊氏・直義兄弟、およびそれを支持する者たちは、権威の確立にどのように腐心しただろうか。ふたりは最後には対立してしまうが、共同で何をめざしたのか、という視点から、権威確立のようすを概観してみたい。加えて、ふたりによる草創期は、のちの幕府にどのように位置づけられたか、にもふれる。
目次 : ふたりによる統治/ 1 生誕から政権樹立まで/ 2 足利氏権威の向上/ 3 政策とそれぞれの個性/ 4 ふたりの対立とその後/ 5 ふたりの死後
【著者紹介】
山家浩樹 : 1960年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科国史学専攻修士課程修了。専攻は日本中世史。東京大学史料編纂所教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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中島直人
読了日:2021/07/12
MUNEKAZ
読了日:2018/03/22
紫
読了日:2020/12/17
中島直人
読了日:2019/03/16
ohmi_jin
読了日:2019/10/30
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