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枝豆とたずね人 ゆうれい居酒屋 5 文春文庫

山口恵以子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784167922290
ISBN 10 : 4167922290
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

駅ビルや高層ビル、タワマンなど新小岩駅周辺は再開発真っ只中。でも、南口商店街路地裏に佇む小さな居酒屋・米屋には、今夜も雨宿りの男女、人探しの紳士、夢破れた商社マン、秘密を抱える作家、ママ友三人組など訳ありの一見客が訪れて…。女将の心意気と温かい笑顔、美味しい料理がじんわり沁みてくる居酒屋物語、第5弾。

【著者紹介】
山口恵以子 : 1958年、東京都生まれ。早稲田大学文学部卒業。会社員を経て派遣社員として働きながら松竹シナリオ研究所で学び、2時間ドラマのプロットを多数作成。その後、丸の内新聞事業協同組合の社員食堂に勤務するかたわら、小説の執筆に取り組む。2007年に『邪剣始末』で作家デビューを果たす。13年、『月下上海』で第20回松本清張賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • しんごろ

    おお、食堂のおばちゃんの往年の頃の店が出てきた!な、なんてこった!菊川瑠美先生まで。 『食と酒』3社3シリーズと呼んでるらしいけど、この3シリーズファンとしてはたまらない。相変わらず黄桜を吞みたくなるけど、やっぱり“米屋”に地酒があるとうれしいなと読むたびに思うのです。そろそろ米屋に地酒を置いてくれ〜!以前登場した客が顔出したりと、趣向を凝らしてますね。俺も米屋で秋穂さんに悩みを相談したい。でも悩みがねえ(笑)。第一話、泣けた。今更だけど5作目にして思う。“とり松”の主人と女将が妙に気になってきた。

  • タイ子

    今は昔、客は令和なんだと未だふと迷ってしまう。それにしても一度しか来られない客の中で何度も訪れる人がいるっていうのもこれまた不思議なり。食堂のおばちゃんの若かりし頃が出てきたり、いろんな趣向で読ませてくれる作品だわ。それにしても「米屋」の女将さん、客の持ってる四角い箱(スマホ)は何?って思ってるけど一度聞いてみればいいのにね。って、それを聞いたら時空のゆがみがおかしくなっちゃうか。今作もいろんな人たちの人間模様と簡単だけど料理のレパートリーがますます増える「米屋」の第5弾。鰹のタタキが食べたくなったな。

  • はにこ

    他のシリーズとのコラボ良いよねー。一話目ですぐ、はじめ食堂だっ!って思ったよ。瑠美先生が出てきたのも良かったね。時空が歪んでいるゆうれい居酒屋、ここに出入りできる人になりたいよ。居酒屋を通じて過去の人からのメッセージを受け取るの切ないけど、ジーンとするな。米屋に訪れた人が幸せになってくれて嬉しい。山口先生、介護が大変な中、素敵な作品をありがとう。

  • Ikutan

    秋穂さんがうたた寝から目覚めたところから始まる居酒屋『米屋』の営業。5作目にもなると、すっかりお馴染みのパターンですが、目覚める前の秋穂さんの夢の内容が、毎回、ちょっとリアルで面白い。そして、いつものように、悩める人たちが、この居酒屋にたどり着き、秋穂さんと話すことで笑顔を取り戻していく。今回もレンチンのお手軽メニューは何れも美味しそう。チンゲン菜のとろろ昆布漬け作ってみようかな。山口さんの他の作品とのリンクも楽しい。そうだね、反省はしても後悔はしないよう毎日精一杯頑張らなくっちゃね。

  • ゆみねこ

    秋穂さんのうたた寝で見る夢がだんだん面白くなっている😆婚活食堂とはじめ食堂のコラボも楽しくて良かった。

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