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こんなにも面白い万葉集(仮)

山口博

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569845500
ISBN 10 : 4569845509
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
October/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

まず現代語訳を載せて、その後原文を紹介するから、最高の「文学」がすらすら読める!

目次 : 第1章 酒の席の歌/ 第2章 宮仕えの歌/ 第3章 政争の歌/ 第4章 弱き者の歌/ 第5章 防人の歌/ 第6章 男と女の間の歌/ 第7章 老境の歌/ エピローグ―いや重け吉事

【著者紹介】
山口博 : 1932年東京生まれ。東京都立大学大学院博士課程単位取得退学。富山大学・聖徳大学名誉教授、元新潟大学教授。文学博士。カルチャースクールでの物語性あふれる語り口に定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • trazom

    「万葉集は万華鏡」として、@酒の席の歌、A宮仕えの歌、B政争の歌、C弱き者の歌、D防人の歌、E男と女の間の歌、F老境の歌の7つの模様を紹介する気楽な読み物である。いくつかの気付きがある。貧窮問答歌は、憶良が王梵志の「貧窮田舎漢」を焼き直したとの批判があるが、山口先生は、換骨奪胎・断章取義・本歌取りは巧みなテクニックだと高く評価する。また、与曽布の「醜の御楯」や荒耳の「征矢」が、先の戦争時に、国民精神総動員の合言葉に利用されたが、防人歌98首のうち戦意高揚の歌はこの2首しかないという事実も心しておきたい。

  • しーふぉ

    YouTuberのベルさんが紹介していた気がする。違うかもしれません… あの時代に防人など地方の名もない人が、歌を詠む教養があったことに驚く。

  • ケミカル

    ただ、ひたすらに懐かしい。大伴家持、山上憶良、とか昔習ったなぁ。漢文のように難解な歌を仮名交じりにして、尚且つ解説付きという丁寧さ。こんな感じで教えてくれた万葉集の勉強も楽しかったやろうな。中身を読むと、時代は変わっても人は人やなって思ってしまう。アルハラ、パワハラ、過労死、浮気、別れ、出世、彼女ゲットで万歳などなど、現代と観点が変わってないのが面白い。科学技術は進歩しても人そのものはそんなに変わってないのはなんか笑える。三つ子の魂百までを遥かに超えて、千年経っても人は人って事かな。

  • 和草(にこぐさ)

    万葉集を知る第一歩として。

  • Carol

    「新しき年のはじめの初春の 今日降る雪のいや重け吉事」この一首が万葉集の最後の歌だと知りませんでした。たまたま「万葉集ちょっと読んでみたいな」と手に取ったのですが、お正月にぴったりな歌で終わっていて嬉しくなりました♪奈良時代の人も今の私たちも想いはあんまり変わらないんだなぁと思いました。

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