山之口貘全小説 沖縄から

山之口貘

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309030616
ISBN 10 : 4309030610
フォーマット
出版社
発行年月
2022年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
320p;20

内容詳細

沖縄返還50年記念刊行!“地べたの詩人”の傑作小説集。「無銭宿」「野宿」から「第三日曜日」まで、そこにはつねに沖縄の魂がある。

【著者紹介】
山之口貘 : 1903年、沖縄県生まれ。詩人、作家。沖縄県立第一中学校中退、上京して日本美術学校に入学するも退学。夜逃げをしたり路上生活をしたりしつつ、書籍取次店、暖房屋、ダルマ船、汲み取り屋、鍼灸医学研究所などの職を転々としながら、貧乏・借金暮らしを見つめ、故郷・沖縄を想い、根源的な人間の姿を掘り下げる詩作に励んだ。著書に、『定本山之口貘詩集』(高村光太郎賞)などがある。全業績で沖縄タイムス賞受賞。1963年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • gachi_folk さん

    貘さんの好きな詩に「座布団」「頭をかかえる宇宙人」「会話」「鮪と鰯」などがある。 生活苦、沖縄差別、戦争、様々な問題が入り交じり、それでいてそこにユーモアがたされる。 この小説を通してそれぞれの詩をゆっくりと再度噛み締めることができた。貘さんの中にはいつも沖縄があった。

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