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昭和二十一年八月の絵日記

山中和子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784901510011
ISBN 10 : 4901510010
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2001
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

失われた言葉づかい、季節の移ろいを捉える繊細な感受性。懐かしい家族の情景、遊び、学校、夏祭り…子どもの鋭い眼と巧みな手によって、敗戦後一年目の夏がよみがえる。

【著者紹介】
山中和子 : 1935年、神戸市に生まれる。昭和19年(1944)9月より学童集団疎開で岡山県落合町へ。翌20年(1945)6月、神戸の家が空襲で罹災のため疎開地を去り、丹波地方に遠縁を頼り母親と二人で転居。同年8月終戦を迎え、翌昭和21年(1946)神戸の高羽小学校へ戻る。鷹匠中学校、県立神戸高校に在学中の6年間、新制作派協会の小松益喜氏にデッサン、油絵の指導を受ける。1959年、女子美術大学芸術学部洋画科を卒業。1960年より岡山県に在住

養老孟司 : 1937年鎌倉生まれ。東京大学医学部教授を経て現在、北里大学教授。人と世界の見方に根本的な転換を迫る「唯脳論」を唱え、その衝撃は『解剖学教室へようこそ』(筑摩書房)、『中学生の教科書』(共著、四谷ラウンド)、またTVの昆虫採集番組などを通して年少の世代にも伝わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • あや

    1946年の小学五年生女子の絵日記。当時の絵日記をそのまま見れる機会などなかなかなく、貴重な本だと思う。絵がものすごく上手いと思ったら、その後美大に進学される方だった。両親や親族への敬語、旧字体の漢字などしっかりしていて、今の小学生よりもものすごく学ぶことが多かったのだろうと伺わされる。パンの浸透ぶりや、解説の養老氏の個人的経験との比較もまた興味深い。8月に読めてよかった。

  • がんぞ

    「來」「學」「晝」「茎」「從」「戰」のみならず、「乗」「帰」「傳」ももっとこみいった正字で書かれている(活字は簡略化した字体)。敬語も丁寧。「伏見宮博恭王殿下薨去」特筆、皇室に関心が高い/戦中より戦後のほうが食糧事情が悪い。「でも戦闘機銃撃がないから外で遊べるのは良かった」(他書)戦後に恨みを残すようなことをしたアメリカは日本を絶滅させるつもりだったのか。農産物自作のこと、「パンの代用配給」米ばかり食べているとバカになると言ってくれたな/解説の養老孟司は「子供は自然に属するもの」人工環境は不自然と持論展開

  • ほっそ

    偶然図書館で見つけましたけど、いろんな意味でいい本だと思います。

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