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歌川広重 伝統の美がひかる! 江戸時代の天才絵師

山下裕二

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784593102655
ISBN 10 : 4593102650
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

みなさんは、歌川広重という絵師を知っていますか?江戸時代の終わりごろに活やくし、浮世絵のなかでも名所絵(風景画)を得意とした絵師です。広重の作品は海をわたり、モネやゴッホなどヨーロッパの画家たちにも大きなえいきょうをあたえました。しみじみと美しく、人の心にうったえかけるような作品をえがき続けた広重。その簡単な伝記と、『東海道五拾三次』や『名所江戸百景』をはじめとする代表作、「ジャポニスム」にあたえたえいきょうについてもわかりやすくしょうかいします。この1冊で、きみも歌川広重がわかる!

【著者紹介】
山下裕二 : 美術史家、明治学院大学文学部芸術学科教授。1958年、広島県生まれ。東京大学大学院修了。室町時代の水墨画の研究を起点に、縄文から現代まで幅広く日本美術を研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • アキ

    ほるぷ出版の伝統の美がひかる!江戸時代の天才絵師シリーズ。掲載作品が多く、巻末に出典と日本で広重が見られる美術館の紹介もある。13歳で両親が亡くなり家をついで定火消になり、16歳でデビュー。37歳・東海道五拾三次でブレイクし、60歳・名所江戸百景を刊行し1858年62歳で亡くなった。19世紀ヨーロッパでジャポニズムの影響を最も大きく受けたのは印象派の画家たち。広重ブルーと呼ばれた青はプロイセンのベルリンで生まれたベロ藍だった。ツユクサの藍から青の染料とベロ藍でぼかしを入れた浮世絵がゴッホやモネに好まれた。

  • m

    北斎と並ぶ二大巨頭だが実はよく知らない歌川広重。空間の切り取り方がさすが。絵師になる前は家業の火消しをやっていたとか、ベロ藍とはベルリンで生まれた人工顔料だとか、初めて知る情報も多く子供向けの本も侮れない。

  • そうさん

    パラパラ読み。

  • 読生

    https://booklog.jp/users/toutoyo/archives/1/4593102650

  • ビシャカナ

    北斎と並ぶ浮世絵師の最高峰の歌川広重、代表作『東海道五十三次』と『名所江戸百景』を中心に解説。元町火消の広重が火消しを描いた『江戸の華』は色んな意味で価値を感じる。浮世絵に影響を受けたジャポニズムも大きく解説。直接的に与えた影響は広重がずば抜けている印象。その一方で広重ブルーとも呼ばれる青は、西洋はベルリンから伝わりベロ藍と呼ばれていた。江戸と西洋のグローバルな繋がりを感じる。

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