屋久ユウキ

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弱キャラ友崎くん Lv.4 ガガガ文庫

屋久ユウキ

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基本情報

ジャンル
：
文芸
ISBN/カタログNo
：
ISBN 13 : 9784094516838
ISBN 10 : 4094516832
フォーマット
：
本
出版社
：
小学館
発行年月
：
2017年06月
発売国
：
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
 フライ (漫画家)
シリーズ
:
弱キャラ友崎くん
追加情報
:
３６０ｐ；15

内容詳細

弱キャラvs女王再び！

人生で一番濃密だった夏休みが終わり、２学期。俺と日南は少しだけ関係性を変えながら、それでも一緒に人生攻略を続けている。さて、２学期はじめのイベント、球技大会。日南から出された新たな課題は「やる気のない紺野エリカにやる気を出させること」。紺野エリカといえば、あの旧校長室で啖呵をきって以来、まともに言葉も交わしていない。だってこわいし。俺はクラス内の観察を通して、紺野エリカに通用する「武器」を探すが――？　ボス戦再び!?　大ブレイク中の人生攻略ラブコメ、待望の第４弾！

【著者紹介】
屋久ユウキ : １９９１年生まれ。第１０回小学館ライトノベル大賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • よっち さん

    読了日：2017/06/20

    日南と少しだけ関係性を変えながら一緒に人生攻略を続けている2学期。球技大会で出された新たな課題「やる気のない紺野エリカにやる気を出させること」から思わぬ事態に発展してゆく第四弾。試行錯誤しながら日南と関係を再構築しつつ最初の課題を乗り越えた友崎が直面した事件と、その結末がもたらした思わぬ波紋。これまで構築してきた繋がりをうまく活かしつつ、自身の変化が周囲にも影響を与えていく友崎の成長を改めて感じましたが、日南でも苦戦する歪んでしまった空気をどうやって解決するのか、ゲーマー友崎らしい解決方法に期待ですね。

  • まりも さん

    読了日：2017/06/20

    二学期編開幕！2学期はじめのイベント、球技大会を楽しむために友崎が頑張る話。癒しの妖精菊池さんが可愛すぎる。さてさて、今回の課題はクラス内を観察し「空気」を操ること。他人の力を借りたとはいえ超難敵の「空気」を操り、ボス紺野をコントロールしちゃうとか友崎のレベルアップ具合が半端ないなぁ。泉の頑張りも合わさって球技大会は最高のハッピーエンドだったのに、それだけじゃ終わらないのが現実の厳しいところやね。歪んでしまった教室の空気は友崎は変えることが出来るのか。日南の動きも気になるしこれは次巻が楽しみです。

  • わゆ さん

    読了日：2021/12/09

    球技大会という大きなイベントを挟み、前半と後半が分かれる構成。既刊でも感じていたが、魔法やファンタジーといった要素を全く挟まずに、現実に起こりうることのみで、ここまで濃厚な高校生の群像劇を描けるのか、と感嘆する。冒頭で主人公が指南された「分析」のスキル、そして3巻で出た結論をもとに、特に中盤〜後半は彼自身が本当に悩み、考え、また悩み抜き、各登場人物に寄り添う姿が温かく力強い。そして彼の変化が、行動が、様々な登場人物を動かしていくことに静かに感動する。成長、恋、崩壊…学校を舞台にした吸いも甘いも味わえる。

  • ツバサ さん

    読了日：2017/06/21

    もう友崎は弱キャラじゃないよね、そうだよね。ってことで前巻の日南との衝突で一皮向けた友崎が眩しい。紺野エリカをやる気にさせてたり泉のやりたいように背中押してて、菊池さんと普通にデートするなんて弱キャラ卒業だろって思うのは束の間。最後に待っていた不穏な空気がこれまた現実的な問題で、友崎や日南が苦戦することに。一体どうやって解決するのか気になる。それにしても、友崎は仕方ないにしても日南はこうなるって予想出来なかったのか疑問が残る。あと菊池さんは相変わらず天使でした。

  • わたー さん

    読了日：2017/06/27

    ★★★★★コミカライズも決定し、益々勢いづいている今作。前巻にて、自らの目指す方向性が決まった友崎が挑むのは、空気の操作。それも1巻で対立した女王紺野を球技大会でやる気を出させるという一見無茶なもの。そんな課題に対し、観察とRPGさながらの情報収集により着実に成果を上げていくのがとてもいい。これまでの基本を理解し、それを応用することで、今回も友崎の成長を感じられた。そして、問題の最終章。これまで順調に進んできた物語に立ち込める暗雲。明確な悪意とそれを後押しする教室の空気という化物。どう打倒するのか楽しみ。

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屋久ユウキ

１９９１年生まれ。ライトノベル作家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

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