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公園の木はなぜ切られるのか 都市公園とppp / Pfi

尾林芳匡

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784880377667
ISBN 10 : 488037766X
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

公園の木が切られ、スタジアム、アリーナが起立する!
明治神宮外苑に再開発計画が持ち上がっています。再開発により、外苑の樹木の大量伐採につながるのではないかと、各方面から批判の声があがっています。故・坂本龍一を初め、桑田佳祐、村上春樹らも反対意見を表明しています。
実は、このように、「公園の木が切られる」事態は日本全国で起こっています。それは、自治体、公共が市民のために公園を維持するよりも、「稼ぐ公園」へとシフトしているからなのです。そこには、「公園PFI」という手法を用いて、民間企業を取り込み、都市公園の民間化、産業化の動きがあります。大阪、埼玉、東京、静岡、長野、兵庫の実例を取り上げて、いちはやく「なぜ」をつきつけて、市民の憩いの場所である緑、公園への注目を喚起します。

【著者紹介】
尾林芳匡 : 八王子合同法律事務所弁護士

中川勝之 : 東京法律事務所弁護士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • たまぞう

    公園にカフェなどを出店することを民間企業に許可し、その見返りに企業には公園の維持費を負担してもらうPark-PFI制度。行政も民間もwin-winになり、環境と経済の両立に貢献するなら良い取り組みだなと、個人的に感心していた。ところが、このPark-PFIに基づいて公園の管理を民間にゆだねた結果、いま全国の公園の木が相次いで切られているそうだ。本書はそのメカニズムについて、法制度や各地の事例を参照しつつ簡潔に解説、とても勉強になった。良質な公園環境を低コストで賄えるなんて、そんな都合のよい話はないと反省。

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