Books

モンゴルの二十世紀 社会主義を生きた人びとの証言

小長谷有紀

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784120035463
ISBN 10 : 4120035468
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2004
Japan

Content Description

社会主義化とその放棄。モンゴル高原の悠久の歴史の中で、草原にあったものを変え、草原ではないものを作った「近代化」の虚実。草原の民の激動と実験の20世紀とは、いったい何だったのかを問う力作。

【著者紹介】
小長谷有紀 : 1957年、大阪に生まれる。京都大学文学部、同大学院で地理学を専攻し、その間79〜80年、モンゴル国立大学に留学。その後、87〜88年には中国内蒙古社会科学院に留学。現在、国立民族学博物館教授。遊牧社会に関する研究のかたわら、NPO法人モンゴルパートナーシップ研究所を有志とともに設立し、NGO活動にもたずさわっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Mayuko

    1924年〜1992年の、社会主義時代のモンゴルをリードした人々へのインタビュー集。この本を読んで、現在のモンゴルの状況がものすごく腑に落ちた。資本主義に移行して25年、良くも悪くもモンゴルの社会主義は長い尾を引いているのだと改めて思う。必ずしも健全にはいかなかった移行。この証言者達が作ったものを捨てて、資本主義の遊牧国家はどこへ向かっているのだろう。モンゴルの社会主義についての小論も掲載されており、インタビューの背景も理解できるようになっている。

  • okaka

    遊牧から社会主義へ、そして市場経済へと変化するモンゴル経済の中を生きた人々のインタビュー集。資本主義より社会主義の方が遊牧民にとって親和性が高かったという点が興味深いところで、やはりタガの外れた市場経済化は地方や小国を潰してしまうのかなあと。

  • Ryo Sogawa

    二十世紀のモンゴルは社会主義による国家の成立と崩壊を両方経験した。その中で生きた人々からの聞き語りの記録。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items