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オノマトペがあるから日本語は楽しい 擬音語・擬態語の豊かな世界

小野正弘

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582854749
ISBN 10 : 4582854745
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2009
Japan

Content Description

日本人は、擬音語・擬態語を巧みに使ってきた。「古事記」の国生みの「こをろこをろ」や「ゴルゴ13」の「シュボッ」など、多くの例を引きながら、日本語の「へそ」オノマトペの可能性と、日本語の豊かさを探る。

【著者紹介】
小野正弘 : 1958年岩手県一関市生まれ。東北大学大学院文学研究科国語学専攻所要単位取得済中途退学。専門は国語史(語彙・文字)。鶴見大学文学部教授を経て、明治大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ネギっ子gen

    【オノマトペは心の声】日本語の“へそ”ともいえるオノマトペは、ゴーン(鐘)のような擬音語と、クルクル(回転)、ピカピカ(輝き)のような擬態語とを一括して言うもの。語源はフランス語。多くの例を引きながら、日本語の豊かさを探る新書。<「わび」「さび」とか「あはれ」「をかし」などという、いかにも伝統的な日本の文化や日本の美などという世界と比べると、なにか軽く、単純で幼稚なような感じを受けるかもしれない。しかし、このオノマトペは、意外にも奥が広く深く、日本語について、さまざまなことを教え、考えさせてくれる>と。⇒

  • びっぐすとん

    図書館本。古くは古事記にも載っており、万葉集ではひとかたならぬ拘りが感じられる。TVで地元出身じゃないと患者が病状を訴える際の方言オノマトペがわからないと医師が言っていた。ゴルゴ13のライターの擬音を調査したり目線が楽しい。オノマトペは会話を円満かつ繊細に表現できるが、改まった会話には使われないなど、今まで気にしていなかったが言われてみれば納得。英会話で悩んでいるのが「日本語なら適切な言葉が見つからなくても擬音で感情を伝えられるのに」という部分なので、日本語におけるオノマトペの存在の大きさがよく分かる。

  • HaruNuevo

    いやはや、芳醇なオノマトペの世界 オノマトペのない世界は、おそらく乾いた、味気ない世界なのだろう ちょっと文体合わなかったので読み疲れしたけど、面白かった

  • みどるん

    行間を読むという言葉はよく聞くけど、この本のように擬音の読み方を教えてくれるものはなかなかない。擬音に意識を向けると小説、エッセイをより楽しめるようになる。前半の分析にはわくわく、後半の歴史にはうとうとした。

  • shigoro

    オノマトペって擬音語だから、新語とかは意外と作りやすそうだよな。事実マンガとかでは、勝手に作ってるしね。ただ小説ではあまり多用すると、稚拙な感じになってしまうのも事実。この本でオノマトペの元となる音を1語ずつ確認してあったが、ルールとは言えないが、ある程度の語感の統一性はあるな。食感のプラスとマイナスの感覚のオノマトペだけは見ても多種多様であり、ほんと生活に根付いているよな。

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