いま本気で考えるための日本の防衛問題入門

小野圭司

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309231341
ISBN 10 : 4309231349
フォーマット
出版社
発行年月
2023年06月
日本
追加情報
:
232p;19

内容詳細

ロシアのウクライナ侵攻や台湾情勢の緊迫化、北朝鮮のミサイル発射…。緊張が高まるいま「反撃能力の保有」「防衛費増額」といった問題が議論されている。平和の理念と現実への対応のバランスをどうとるのか?私たちが直面している難問を考えるためのポイントと必須知識を、基本から解説!

目次 : 第1章 地政学と歴史から読むいま現在の日本の軍事情勢(朝鮮半島―大陸と日本の狭間に位置する意味/ 韓国と日本―たびたび日本が関わる戦場となった/ 北朝鮮の核ミサイル問題―加速する開発と資金調達/ 中国―よみがえる大国の実情/ 経済力の変遷―「中準民族」の偉大な復興/ 中国の光と影―盛者必衰となるか/ ロシア―地名に刻まれたテーゼ「東方を支配せよ」/ 地政学にのっとった行動―大陸国家の伝統とハートランド/ 飽くなき勢力拡大―ハートランドから外周部へ/ 日米同盟とNATO―同盟国・同志国の意義/ 日米同盟の役割―インド太平洋地域安定の礎石/ インド太平洋におけるNATO―いま、この地域が重視される理由)/ 第2章 防衛の最新問題を根源から理解する(安全保障三文書―それぞれ何が記されているのか/ 安全保障戦略の変遷―軍事機密から国民に開示される時代へ/ 安全保障三文書の概要―どんな違いがあるのか/ 防衛費増額―いま、本当に議論すべき理由/ ミクロの視点―戦力比を決定づける条件とは/ マクロの視点―国家予算のなかで、どう位置づけるか/ 防衛費に関連する諸間題―見落とされがちな論点/ 日本の防衛産業―「大いなる副業」といわれる理由/ 装備品の国産化―国情に応じた整備をおこなうために―防衛産業が抱える問題―多品種少量生産の呪縛/ 国産から国際共同開発へ―メリットとデメリット/ 防衛装備品の輸出―経済合理性を超えて/ 防衛装備移転三原則―なぜ輸出を規制するのか/ 防衛装備品移転の促進策―政府が援助をおこなう条件/ 装備品移転規制の限界―民生品の軍事利用は防げない/ 新領域の防衛体制構築―組織やインフラはこう変わる/ 宇宙、サイバー、電磁波―弾が飛び交わない戦場/ ハイブリッド戦―戦争の趨勢を決する重要な要素に)/ 第3章 ウクライナ侵攻がもたらした日本への教訓(それはついに始まった―泰平の眠りを覚ますロシアンティー/ ゼレンスキー大統領のアイコン化―求められるリーダー像/ 国防費増額と防衛産業の混乱―戦争が始まってからでは遅い装備の生産/ SNS戦―ネットを通して参戦する一般市民/ 「観る」から「戦う」へ―新しい義勇兵/ 戦うアプリ―諸刃の剣となる秘匿性/ 経済制裁―現代版の兵糧攻め/ 経済制裁の新形態―「面」の包囲と「線」の揺さぶり/ 民間企業の自発的行動―企業も斯く戦えり/ 無人機(ド口ーン)の活躍―どんな形、用途があるのか/ 軍用から民生品まで―「制空権」の実態が一変/ 自衛隊における活用―人員の「補完」から「代替」へ/ 民間軍事警備会社(PMSC)の台頭―傭兵に回帰するか/ PMSCの現状と課題―いまなお隆盛する理由/ 傭兵型pmscの復活―日本の安全保障にどう関わるか)/ 第4章 22世紀を迎えるための安全保障の新・課題(台湾有事―その時に備えて日本人が知っておくべきこと/ 日清戦争後の台湾平定(1895(明治28)年)―近代唯一の大規模戦/ CSISレポート―攻守ともに失うものが大きい/ 地球温暖化と安全保障―持続可能な社会と軍隊/ 気候変動と地政学―新たな緊張の火種に/ 自衛隊の災害派遣―海外支援は安全保障にも影響/ 人口動態と安全保障―少子高齢化と経済・軍事の関係/ 経済の視点―縮小する経済力と労働市場/ 組織の視点―様変わりする運用環境/ 人工知能と軍隊―利点を最大化するための課題/ AIブームと軍への導人―自律化・自動化への期待/ AIと軍の共生―軍隊はどう向き合うべきか/ 市民社会と軍隊―軍を取り込む社会へ/ 軍隊は社会の縮図―組織風土の特色と求められる改革/ 議論の裾野を広げよう―軍事を忌避することの危険)

【著者紹介】
小野圭司 : 防衛省防衛研究所特別研究官。1988年、京都大学経済学部卒業。住友銀行を経て、97年、防衛庁防衛研究所に入所。社会・経済研究室長などを経て、2020年4月より現職。この間、青山学院大学大学院修士課程、ロンドン大学大学院(SOAS)修士課程修了。専門は軍事・戦争の経済学、戦争経済思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 杜のカラス さん

     結構、リアルで重要な問題。憲法が戦争否定しているからといって、防衛はなしでは困る、困るとかいう程度の問題ではない。北海道はロシアに狙われ、九州、沖縄は中国や朝鮮といつ戦争になってもおかしくない。ウクライナやガザ、それなりに準備はしていても、何年も戦争が終わらない。日本の国としての準備、国民としての心構え、防災とかと同じように、万が一、起きたらを念頭に置いて日々過ごしたいものだ、一市民では、どうにもならないレベルの問題だけど。前の太平洋戦争も軍人が独断専行した。今度は、国民が自衛隊とで国民と国家を守ろう。

  • SGR さん

    地政学的に日本は奇特な位置にあり、それが防衛問題を難化させていて、現状GDP2%では到底足りないと考えます。またAIとサイバー空間の有効活用が少子高齢化に対する有効な対抗策には同意しますが、引きこもりやフリーターがいる社会では海外のように兵役があっても良いのではないかとも思います。

  • ナリボー さん

    7/10 ウクライナ関連も盛り込まれ国防に関して体系的に整理されていた。

  • Humbaba さん

    国が荒れるのを喜ぶ人はどこにもいないが、そのために何が必要かと言われても答えられない人は多い。時代によっては特に何も気にしていなくても安定が続いていたかもしれないが、それは当然のことではなくて幸福なことである。ただし、幸福はいつまでも続くことではないため、何か起きたときに対応できるだけの情報は入手しておく必要がある。多くの人が関心を持つというのも防衛においてはとても意義のあることである。

  • たかひー さん

    ★★★ 入門とあるが、それ以上の内容だったと思う。この世界は常に状況が変わっていくので、継続して認識をアップデートしていきたい。

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人物・団体紹介

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小野圭司

防衛研究所主任研究官。兵庫県生まれ。京都大学経済学部卒業後、住友銀行を経て、97年に防衛庁防衛研究所に入所。社会・経済研究室長、特別研究官などを経て24年より主任研究官。専門は戦争・軍事の経済学、戦争経済思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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