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黄昏の岸暁の天(そら)上 十二国記

Fuyumi Ono

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062555463
ISBN 10 : 4062555468
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2001
Japan

Product Description

登極から半年、疾風の勢いで戴国を整える泰王驍宗は、反乱鎮圧に赴き、未だ戻らず。そして、弑逆の知らせに衝撃を受けた台輔泰麒は、忽然と姿を消した!虚海のなかに孤立し、冬には極寒の地となる戴はいま、王と麒麟を失くし、災厄と妖魔が蹂躙する処。人は身も心も凍てついていく。もはや、自らを救うことも叶わぬ国と民―。将軍李斎は景王陽子に会うため、天を翔る!待望のシリーズ、満を持して登場。

Content Description

登極から半年、疾風の勢いで戴国を整える泰王驍宗は、反乱鎮圧に赴き、未だ戻らず。そして、弑逆の知らせに衝撃を受けた台輔泰麒は、忽然と姿を消した!虚海のなかに孤立し、冬には極寒の地となる戴はいま、王と麒麟を失くし、災厄と妖魔が蹂躙する処。人は身も心も凍てついていく。もはや、自らを救うことも叶わぬ国と民―。将軍李斎は景王陽子に会うため、天を翔る!待望のシリーズ、満を持して登場。

【著者紹介】
小野不由美 : 大分県中津市生まれ。大谷大学文学部卒業。講談社X文庫ティーンズハートでデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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ライトノベル「十二国記」シリーズの1つ。...

投稿日:2010/08/20 (金)

ライトノベル「十二国記」シリーズの1つ。泰王驍宗、更に泰麒までも行方知れずとなり、衰退するままどうにもならない国の現状を憂いた将軍李斎は景王陽子に会うため慶国に向かい助けを求めるという話。

羽夏 さん | 不明 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • NADIA

    18年ぶりに再読。大筋は抑えていたが、細かな部分はやはりほぼ忘れていたので新鮮な気分で読むことができた。そう、行方不明の驍宗と泰麒を探す李斎が景王・陽子に助けを求めるのだ。他国の王を訪ねるなど、この世界では考えられない行動なのだが、陽子と泰麒は同じ蓬莱に生まれ育った胎果という縁と、登極して日が浅い陽子のこの世界の摂理の無知を期待してのものだった。良いばかりのイメージしかない李斎にも垣間見えるダークな部分がこの物語の厚みを感じさせる。新刊で登場する名前が出てくるたびに嬉しかったり切なかったり。下巻へ。

  • みも

    陽子の成長に目を瞠る。その凛々しさや妥協のない言動には、かつての自責の念や自己嫌悪は見られない。先んじる王として陽子を導く恩人の延王に厳しく諫めれようとも、凛として自己主張する。それにしても難しい判断だ。他国に救いの手を差し伸べる事と、自国の災禍を天秤にかけねばならない。凡庸な人間ならば自国をカオスに陥れてまで、他国を救う選択はしないであろう。だが陽子は、何らかの介入はする筈だ。両国を平和に導くいかなる方策があるのだろうか…僕には想像も出来ないが…大いなる期待と陽子の活躍を心より願いつつ、下巻へと進もう。

  • たいぱぱ

    ヤバいヤバい!物語の面白さと自分の記憶力が!虎嘯って何か聞いたことあるな・・・ならまだしも、李斎に至っては、そういえばそういう人がいたかもと半分くらい読んでから思い出す始末。まだ読んでから1ヶ月程しか経ってないのに。中国名ではなく、インパクトのある名前、例えば源五郎丸洋とかイジリー岡田とかにしてくれたら確実に覚えられるのに。さて感想。オールスター集合の様な本作もたまらん!景麒は相変わらず頼りなくてイラつくけど、その分、陽子の逞しさが凄い。男の中の男になってる(笑)。蓬莱に行くのかな?早く下巻が読みたい!!

  • 風里

    十二国記再読祭り中。 戴の、阿選のやりようはまるで北の様。 国も民も顧みず、何をしたいのかが余人にはわからない。 花影の不安、李斎の必至さ、驍宗は全てを俯瞰していたのだろうか。

  • taxee

    今年発売予定の新刊に合わせた再読。あの愛くるしい泰麒を叛乱が襲う。無粋な景麒の心さえも柔らかくさせた泰麒は行方知らずとなってしまう。李斎に頼られた陽子の選択とは?下巻に続く。

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