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風の海迷宮の岸 上

Fuyumi Ono

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062551144
ISBN 10 : 4062551144
Format
Books
Publisher
Release Date
March/1993
Japan

Customer Reviews

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ライトノベル「十二国記」シリーズの1つ。...

投稿日:2010/08/20 (金)

ライトノベル「十二国記」シリーズの1つ。蓬莱(日本)で10年育ち麒麟としての術を何も持たぬ泰麒が蓬山に連れ戻され王の選定をはじめるまでを描いた話。十二国記の根幹の1つでもある麒麟とは如何なるものかを描いた作品でもあります。

羽夏 さん | 不明 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • NADIA

    戴国の麒麟として蓬山にあった卵果が蝕で蓬莱に流された。8年後にようやく日本の子供として育てられていた泰麒が蓬山に帰還。戴国の王を選ばなければならないのだが、神獣としての本性の失ったままの泰麒に本人も周囲も不安と焦りを覚え、先輩である慶国の麒麟・景麒を招聘する。十二国記の中で最も平和で暖かい物語。幼く素直な泰麒に不器用な景麒が短時間過ごす中で思いやり・庇護・慈しみ・優しさの感情を抱く場面がじんわりと心に残る。景麒に好感を抱く人は多いが、ほぼこの場面に惹かれてのことだろう。分かりやすく言うと「かわいい」。

  • はじめさん

    2020年2月16日(日)11:30- 高松市郊外(高松中央IC下車7分)にて、#十二国記 「風の海 迷宮の岸 」にて読書会を開催します。昨年も2月の祝日「建国記念の日」にあわせて一作目の「月の影 影の海」で開催しました。令和2年、弘始元年! https://bookmeter.com/events/7139

  • ままこ

    再読。蓬莱に流された戴国の泰麒を中心に物語は進む。心優しく素直な性格だが麒麟である自覚が薄く自己卑下ぎみ。そんな彼がどうやって王選びをするのか気になる下巻へ。

  • やっちゃん

    なるほど次は別の国のお話なんですね。慶国とも絡んで連作長編?のようなシリーズなのかな。ようやくこの世界の設定にも慣れてきた。ちょこちょこ入る挿し絵がすごくいい。

  • みも

    麒麟の生き方を学ぶ10歳の少年の葛藤。人間界からいきなり異世界へ連行され、全く想像外の生活習慣に投げ込まれる。その困惑の中で、異質な事態を柔軟で優しい姿勢で清らかに受け入れる。人間界でも異世界でも、周囲の期待に応えるべく健気なまでに幼い心を砕き、繊細な心を震わせながら懸命に生きる少年。居場所を模索し、孤独に苛まれつつ、周囲の者たちに心を寄せながら着実に成長してゆくその姿は、凛々しくも慈愛を誘わずにはおかない。いかにも中国風の名称が頻発し、僕にはその世界観を捉えるのが難しかったが、けっして煩雑ではない。

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