白銀の墟 玄の月 3 十二国記 新潮文庫

小野不由美

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101240640
ISBN 10 : 4101240647
フォーマット
出版社
発行年月
2019年11月
日本
追加情報
:
384p;16

内容詳細

李斎(りさい)は、荒民(こうみん)らが怪我人を匿った里(まち)に辿り着く。だが、髪は白く眼は紅い男の命は、既に絶えていた。驍宗(ぎょうそう)の臣であることを誇りとして、自らを支えた矜持は潰えたのか。そして、李斎の許を離れた泰麒(たいき)は、妖魔によって病んだ傀儡(くぐつ)が徘徊する王宮で、王を追い遣った真意を阿選(あせん)に迫る。もはや慈悲深き生き物とは言い難い「麒麟」の深謀遠慮とは、如何に。

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1,2巻は年をとったのか以前のようにサクサ...

投稿日:2021/04/15 (木)

1,2巻は年をとったのか以前のようにサクサク読めず、相変わらずの絶望的な展開に挫折しかけましたがようやく話が大きく動いてあっという間に読めました。 ただ読み終わってみると少しストーリーの進みがゆっくり目だという印象を受けました。やはり4巻構成は多すぎたのかもしれません。

ラビ さん | 千葉県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    小野 不由美は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。先日の第二巻に続いて、転の巻、第三巻です。漸く、物語が動き出しました。続いて第四巻へ。1月中に何とか全四巻完読できそうです。トータルの感想は全巻読了後に。 https://www.shinchosha.co.jp/12kokuki/

  • 南北 さん

    ようやく物語が動き始めました。李斎たちに協力してくれそうな人たちも出てきましたし、何を考えているのかわからず、「黄昏の岸 暁の天」では性格破綻した悪党にしか見えなかった阿選の内面がわかるようになってきました。「鳩」の正体も明らかになって、泰麒の本心も見えてきました。最後のほうに驚きの展開がありますが、そこも含めて2度ほど泣きそうになりました。安易なハッピーエンドにはならないかもしれませんが、期待しつつ第4巻へ。

  • 雅 さん

    強く在り続ける泰麒、心が折れる展開でも仲間達と乗り越えていく李斎、そして遂に登場した驍宗。阿選も表に出てくるようになって、盛り上がってきた。

  • 白いワンコ さん

    「結果を得たいと思うその気持ちこそが、結果から身を遠ざけるのだと」(316頁)。執念の放浪が道観の援助となり、展望が開けてくる三巻。泰麒の深慮遠望も実を結びつつあり、それもこれも源はすべて王の功徳。冒頭は修行者の心得だが、長い道程を経て聞かされると、あまりにも深い。そして表紙の李斎。時間を忘れて見入るほど、格好良い

  • ニャンゴロウ さん

    阿選より先に主上を見つけてー!と切に願いながら読了。読解力の乏しい私が3巻まで読みきれたのは、読書メーターの皆さんの捕捉説明や感想があったおかげと深く感謝!みんなそれぞれの場所から載国の再建の望みを捨てない気持ちはまるで民のよう。読者の連帯感や絆を生み出す、なんと素晴らしい小説なのだろう。4巻ではみんなで安堵と希望と喜びを分かち合いたいと願う。さあ、いよいよ!最終巻へ!

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人物・団体紹介

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小野不由美

12月24日、大分県中津市生まれ。京都大学推理小説研究会に所属し、小説の作法を学ぶ。1988年作家デビュー。「悪霊」シリーズで人気を得る。『残穢』は13年第26回山本周五郎賞を受賞。20年「十二国記」シリーズが第5回吉川英治文庫賞を受賞。その他のシリーズに営繕屋を主人公にした建物怪談「営繕かるかや怪

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