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殺人犯との対話

小野一光

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784163903675
ISBN 10 : 4163903674
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2015
Japan

Content Description

人は人をなぜ殺すのか?面会室で、現場で、凶悪殺人犯10人に問い続けた衝撃作。

目次 : 1 北村孝紘―大牟田連続4人殺人事件/ 2 松永太―北九州監禁連続殺人事件/ 3 畠山鈴香―秋田児童連続殺人事件/ 4 鈴木泰徳―福岡3女性連続強盗殺人事件/ 5 宇野ひとみ―高槻養子縁組保険金殺人事件/ 6 下村早苗―大阪2児虐待死事件/ 7 山地悠紀夫―大阪姉妹殺人事件/ 8 魏巍―福岡一家4人殺人事件/ 9 高橋裕子―中洲スナックママ連続保険金殺人事件/ 10 角田美代子―尼崎連続変死事件/ 殺人犯との対話のあとに

【著者紹介】
小野一光 : 1966年生まれ。福岡県北九州市出身。雑誌編集者、雑誌記者を経てフリーライターに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • スパシーバ@日日是決戦

    {2015年} 「週刊文春」に連載されたものの書籍化。山地悠紀夫「大阪姉妹殺人事件」(死刑-2009年執行)/北村孝絋「大牟田連続殺人事件」/松永太「北九州連続監禁殺人事件」/鈴木泰徳「福岡3女性連続強盗殺人事件」/魏巍「福岡一家4人殺人事件」(いずれも死刑)/畠山鈴香「秋田児童連続殺人事件」/高橋裕子「中洲スナックママ連続保険金殺人事件」(いずれも無期懲役)/下村早苗「大阪2児虐待死事件」(懲役30年)/宇野ひとみ「高槻養子縁組保険金殺人事件」(上告中)/角田美代子「尼崎連続変死事件」(留置所内で自殺)

  • harass

    家族喰いから続けて借りる。10件の殺人事件のルポ。事件のあらましと犯人やその家族などとの対話で構成されている。週刊誌の記事をまとめたものらしい。有名なのが多いが個人的にまったく知らなかった事件もあった。自分が住む田舎の地名がでてくると少し身構えてしまうことに気がついた。見栄や贅沢からの浪費の借金をなんとかしようとすると一発逆転を考えて犯罪に走るようだが、そういう動機さえもはっきりしない犯罪もある。福岡一家四人殺しの中国人留学生が故郷の親に送った一文字だけの手紙に感銘を受けた。怖いものみたさの暇つぶしに。

  • ほぼ知っている事件ばかりだった。特に【秋田児童連続殺人事件】の畠山鈴香と【大阪2児虐待死事件】の下村早苗の声を聞きたくて読んでみた。が、それよりもやはり【北九州監禁連続殺人事件】と【尼崎連続変死事件】が鬼畜過ぎて、どちらもルポルタージュを読んだことがあり内容を知っていたにも関わらず、また恐怖に震えてしまった。殺人犯たちはたいてい複雑な家庭環境で育ってきている。しかし中国人殺人犯に関しては家庭環境も良好で、何故?という気持ちが強く、出会い次第で人間はこうも簡単に道を外れてしまうのかと怖くなった。

  • 澤水月

    センスプ話題沸騰前、毎号買っていたのはこの連載のため。尼崎事件を整理し書籍化した家族喰いの!と。特に尼崎の美代子がモデルにした噂もある北九州連続一家殺人犯・松永、一家四人全員死刑の北村との一対一の生々しく不気味、人好きのするキャラクター描写は秀逸。なぜか連載時保険金殺人に興味持てなかったがまとめて読む単行本はより良い気がする。二児餓死確定30年は彼女の乖離障害や父の問題をもう少し掘り下げて欲しかったような。山地の世話してたゴト師元締めのその後など本書で初めて知れた。本人と会えずとも遺族の慟哭記録は貴重かと

  • スノーマン

    殺人という、一番大切な人の命を絶つことは当然最悪なことやけど、小野さんが対峙してみると意外にも可愛げがある人がいたり、その生い立ちを知ると同情してしまうような人もいる。。畠山鈴香の学生時のいじめられ方、あまりにもえげつないやろ。。そんな中、北九州の松永太と角田美代子の怖さと気味悪さがダントツか。どちらも、皮肉にも直接は手を下してなくて人に殺人をさせるところが余計怖いのかも…。悪い夢見そうな本である。

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