異世界転生アンチテーゼ 転生魔王はチート転生者をチートで殺します 角川スニーカー文庫

小路燦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041083734
ISBN 10 : 4041083737
フォーマット
出版社
発行年月
2019年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
mmu ,  
追加情報
:
292p;15

内容詳細

第24回スニーカー大賞<編集部大賞>受賞作。

「異世界転生者ってなんでハーレム作りがちなんだろうな?」
「そう言う魔王様も、わりとハーレムじゃありませんか?」
人間と魔族が対立し、剣と魔法の溢れる” ありがちな” 世界・イグラリア。そこでは、元日本人の転生者が魔王として君臨していた。「転生モノ」を好む彼は、側近の魔女・セレスと共に『転生者が転生者を殺す』皮肉な構図を楽しんでいて――。
特権階級の三男に転生した剣神、過労死して転生した元社畜、最強を追い求めて転生した魔術王――魔王の元へやって来る「ありふれたチート転生者」の矛盾や身勝手さを、チート魔王が論破し、そして返り討ちにする” 異世界転生” ファンタジー。

【著者紹介】
小路燦 : 1996年生まれ。生まれてからずっと東京。第24回スニーカー大賞にて「異世界転生アンチテーゼ」で編集部大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • たけ さん

    ★★★★★ 異世界転生した者たちはチートスキルと可愛いヒロインを持ち、彼らなりのドラマというものがある。だが、そんなの魔王様には関係ない。同じく転生者で人間の魔王は持ち前の弱いからこそ無敵のチートスキルで、転生者たちに潜む矛盾や身勝手さを暴きつつ、その王道をことごとく破綻させていく。〉本来であれば、転生者とその仲間たちが、信頼を確かめ合い、死闘の末に勝利するのが普通。だが、その普通は誰が決めたと言わんばかりに敵役である魔王がそんなドラマを踏みにじるという斬新で、多くのなろう作品に喧嘩を売るような作品。→

  • ホシナーたかはし さん

    私のような、なろう系ネット小説で必ず見かける、転生チートご都合主義ファンタジーが嫌いな人向け。魔王もチートを使用しますが、それを自覚して今後どうするか決まってるところが怖い。魔王とセレスの会話が、長年連れ添った老夫婦のよう。半世紀近く生きていれば、一緒に風呂入るのに恥ずかしいも何も無くなるのは当たり前。その辺が他チート作品とは違う、読者やヲタを喜ばすようなシーンがまるで無い。だからこそ面白いのです。続く

  • 真白優樹 さん

    人と魔族が対立するありがちな異世界で、転生してきた元日本人の魔王が、ありがちなパターンで転生した転生者達を皮肉り駆逐していく物語。―――嗤え、最高で最悪なこの皮肉を。 異世界転生は数あれど、大抵チートとか同じ。そんな奴等の身勝手な正義とありがちな状況を皮肉り、あっさりと片付けるこの物語。昨今の流行に喧嘩を売り真正面から叩きのめす皮肉と嘲笑に満ちた物語であり、本当の意味で何処にもなくここにしかない、豊かな感性と視点から紡がれたことがよく分かる受賞に相応しき物語である。 もっと読みたい、次巻も楽しみである。

  • vava1355 さん

    異世界転生を小馬鹿に描くギャグかと思ったら、様々なパターンの転生者を真っ向から否定するタイプなので驚いた。今回は個人の強さのみの武力チート転生者しか登場しなかったが、内政チート転生者をこの魔王がどう捌くかが気になる。

  • 尚侍 さん

    文章的には読みやすかったので主人公がこうなるに至った経緯を描いた0巻的なものがあればもっと面白さが伝わったように思いますが、根本的な問題として主人公の行動原理が最後まで理解できなかったので、なんとも言えない読後感となりました。個人的にはもっとわかりやすい主人公の方が好きなので、巷にあふれる異世界転生物に対する作者なりの気持ちが込められていたことは理解できますが、それが作者と編集で完結してしまっている印象を受けたので、そのあたりもう少しなんとかならなかったかという感じです。

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小路燦

1996年生まれ。生まれてからずっと東京。第24回スニーカー大賞にて「異世界転生アンチテーゼ」で編集部大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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