地方財政学 機能・制度・歴史

小西砂千夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784641165946
ISBN 10 : 4641165947
フォーマット
出版社
発行年月
2022年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
490p;22

内容詳細

地方財政制度の本質に迫る渾身の体系書!制度が形成された歴史的文脈を踏まえながら、「統治の学」として学ぶ。

目次 : 「統治」の学としての地方財政学/ 第1部 地方財政をめぐる枠組み(地方財政制度の起点―事務配分と財源保障/ 地方財政をめぐる法的な枠組み)/ 第2部 地方財源の体系とその確保(地方財政制度の構造/ 地方交付税の財源対策と年度間調整 ほか)/ 第3部 地方財源の配分(地方交付税の算定/ 地方財政制度の運用における諸課題―投資的経費と社会保障の算定・災害財政のあり方)/ 第4部 計画的な財政運営と健全財政の確保(地方債/ 地方公営企業と第三セクター等 ほか)

【著者紹介】
小西砂千夫 : 1988年関西学院大学大学院経済学研究科博士課程単位取得、博士(経済学)。2022年1月まで、関西学院大学人間福祉学部・大学院経済学研究科教授。現在、総務省地方財政審議会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ポルターガイスト さん

    2022年出版の新刊。対象はきほん現代だが歴史的アプローチが重視され,記述は明治維新からコロナ禍まで。この分野に関心のある人なら大満足のはずの「決定版」的なボリューム感。おれは素人のなので地方交付税だけでこんなにも語れるのかと思って圧倒された。理解できたかは怪しいが,それでもこの分野特有の熱さや煌めき,重厚感は確かに感じられました。価値中立的ながら言うべきことは言う姿勢も硬派で◎。それにしても税制はまるで巨大な迷宮のようだな。説得力を担保するための積み上げがすごい。やっぱり世界は誰かの仕事でできている。

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