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ISBN 10 : 4771036551
Content Description
14人の執筆者が「狂おしい思い」を「当たり前」のこととして主張するためにかきとめた13テーマ。
目次 : 第1部 「愚か」な生を肯定する―家族論再考(「不幸」の再生産―世代間連鎖という思想の闇/ 「カサンドラ現象」論―それぞれに「異質」な私たちの間に橋を架けること/ ケア倫理における家族に関するスケッチ―「つながっていない者」へのケアに向けて ほか)/ 第2部 「不可解」な生を肯定する―周縁からのまなざし(狂気、あるいはマゾヒストの愛について―一九五〇年代『奇譚クラブ』における「女性のマゾヒズム」論を読む/ 戦後釜ヶ崎の周縁的セクシュアリティ/ ひきこもりから無縁の倫理、あるいは野生の倫理へ ほか)/ 第3部 「無価値」な生を肯定する―障害と優生思想(看護再考―“大人”たちへのアンチテーゼ/ パラリンピック選手の抵抗の可能性と「別の生」/ 脳・身体・言語―「正常/異常」の区別を越えて ほか)
【著者紹介】
小西真理子 : 大阪大学大学院人文学研究科准教授。倫理学、臨床哲学
河原梓水 : 福岡女子大学国際文理学部国際教養学科講師。近現代日本セクシュアリティ史、変態研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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