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江戸の花競べ 園芸文化の到来 大江戸カルチャーブックス

小笠原左衛門尉亮軒

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784861521447
ISBN 10 : 4861521440
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2008
Japan

Content Description

江戸時代、園芸は大きく発展し、上は天皇、将軍まで名を連ね、加えて庶民層に至るまで花作りに情熱を傾けた。このような江戸の園芸を、当時の資料をもとに植物の種類ごとに取り上げ、熱中の有り様や楽しみ方を紹介。

【著者紹介】
小笠原左衛門尉亮軒 : 本名亮。2007年9月襲名。1933年、名古屋市生れ。江戸の園芸研究家。若年より花作りに情熱を傾け、京都大学農学部研究生として瀬川弥太郎氏に師事した後、1957年名古屋園芸(株)を創業。2007年より同取締役隠居。現在はアサガオやキク作りを行う傍ら、江戸時代の園芸資料蒐集と研究にのめり込んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ヴェネツィア

    江戸期の園芸で真っ先に思い浮かぶのは、朝顔と菊である。品種改良を重ね、たくさんの変種を生み出した。作る側には、それを可能にするだけの技術があり、鑑賞する側には高い関心と財政的な余裕とがあったことの証でもあるだろう。園芸書の類もまた多い。古くは寛永期(1630年代)の『百椿集』や『本草綱目』からはじまり、菊や牡丹の伝書が実にたくさん刊行されている。文字通り百花繚乱。おそらく、圧倒的なまでに世界一だったのではないかと思 われる。本書では「世界一の庭園都市江戸」と評している。また、江戸の庭園は大名屋敷ばかりか⇒

  • NOBU

    江戸の園芸を探索中。 すごく良くまとまっていて分かりやすい。 江戸時代の花の絵が美しい、秀逸な資料。図書館の本だが、自分に欲しい。

  • クラムボン

    「江戸の園芸」を当時の資料、主に植物図絵や浮世絵を通して紹介しています。だいぶ前、NHKの趣味の園芸で著者の子息小笠原誓さんが江戸時代の資料持参で、園芸品種の「変化朝顔」について熱く語っていました。親子で江戸の園芸に魅入られたようです。父亮軒さんが前書きで語っています。「江戸中期以降には鉢植え植物が大流行…様々な種類や品種が作出され、世界的に類例のない珍草奇木としてオモトや変化アサガオなどが発達した。」武士から町人まで草花を愛でていました。《 椿、牡丹、菊、桜、梅、花菖蒲園、杜若、花蓮、福寿草、百合》

  • むつぞー

    絵の図版が思っていたより多くて満足。江戸の町はガーデニング大国だったんですね。

  • しゃむ・しゃむ

    花のお江戸とはよく言ったもの。お殿様も侍も、庶民だってお坊さんまでもお花を愛でて、楽しんでいた。世界有数の園芸大国だった江戸時代の日本を、当時の図譜をふんだんに使って紹介している。現代にも存在する品種などは写真入れてあるのめっちゃわかりやすいです。乱菊は知っていたけどどう変化するか知らなかったので読んで良かった!

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