Books

検証奈良の古代遺跡 古墳・王宮の謎をさぐる

小笠原好彦

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784642083560
ISBN 10 : 4642083561
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

古代には大和と呼ばれ、政治や文化の中心地だった奈良。葛城や飛鳥の古墳、王宮跡など30遺跡を新説とともに紹介。考古学の研究成果に「記紀」『万葉集』などの記述をふまえ、背後に展開した新たな古代世界を描く。

目次 : 第1部 大和の古墳時代(鴬塚古墳―大和の船形埴輪を配した大型首長墳/ 佐紀陵山古墳―佐紀盾列古墳群の大型首長墳/ 馬見古墳群―葛城氏の勢力を示す前期・中期の古墳群 ほか)/ 第2部 飛鳥の古墳と被葬者(都塚古墳―冬野川の南に築造された蘇我氏の古墳/ 石舞台古墳―巨石で築造した大型の横穴式石室/ 文殊院西古墳―阿倍氏の本拠に築造された横穴式石室 ほか)/ 第3部 飛鳥の宮殿(小墾田宮―推古天皇が造営した王宮/ 斑鳩宮―法隆寺東院にあった厩戸皇子の王宮/ 飛鳥宮跡―飛鳥時代の政治の中心舞台 ほか)

【著者紹介】
小笠原好彦 : 1941年青森市に生まれる。1966年東北大学大学院文学研究科修士課程修了。奈良国立文化財研究所主任研究官、滋賀大学教授、明治大学大学院特任教授を経て、滋賀大学名誉教授・博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • PAO

    「持統が吉野宮に頻繁に行幸した要因は、いまだに誰もが理解できるような考えはだされていないように思われる」…「飛鳥路は全て墓場だ」と亀井勝一郎は書きましたが飛鳥だけでなく大和路全体が墓場と言っても過言ではないでしょう。しかもその歴史は果てしなく重い。春日、佐紀、馬見、葛城、吉野、そして飛鳥と私にとっては懐かしい土地ばかりですが、そんな奈良各地の遺跡を最新の調査発掘結果を踏まえて紹介してくれます。菖蒲池・束明神・マルコ山・キトラ・高松塚…古墳大好き人間の私としては奈良に、特に飛鳥に行きたくなってしまいました。

  • やま

    奈良に残る古墳や王宮が幅広く紹介されています。長く奈良の遺跡に係ってきた筆者の考えが深く盛り込まれており、古墳の背景や被葬者まで踏み込まれていて興味深いです。王宮もそのどのように使われたのか、その性格も語られており、いろいろと考えることが出来、楽しませていただきました。

  • まさおか つる

    持統は軽皇子へ皇位を譲るために、吉野宮で湧出した温泉の湯に浸かりながら、禊の神事を重ねて心身をリフレッシュし続けたことが想定されるのである。文武の即位によって、持統の吉野宮への行幸は、実質的に終焉を迎えたことが、温泉とかかわったことをよく物語っているように思われる。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items