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近代日本とマイノリティの〈生-政治学〉 シュミット・フ-コ-・アガンベンを中心に読む

小畑清剛

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784779501401
ISBN 10 : 4779501407
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2007
Japan

Content Description

近代日本においてマイノリティが辿った運命を、シュミットの政治学、およびフーコー、アガンベンの「生−政治学」の観点から分析する試み。「少数者」たちの実相を現代思想で読み破り、人間として救い出した魂の作。

【著者紹介】
小畑清剛 : 1956年京都府に生まれる。1980年京都大学法学部卒業。1984年京都大学大学院法学研究科博士課程中途退学。姫路獨協大学教授/京都大学博士(法学)(専攻/法哲学・法社会学・法人間学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Mealla0v0

    本書では、近代日本におけるマイノリティがいかに排除されてきたかを、フーコー・シュミット・アガンベンその他を接合しつつ論じられている。主権国家の政治的決断による友敵の分断は、生政治的水準における優生/劣死の別を設けつつ、後者を死の中に遺棄する運動と連動してきた。健常=正常という規準の設定が、障害者・病者・少数民族などを「異常なもの」として、健常な日本民族を侵犯する「敵」と見なす。そして、それに対する生政治は「戦争」の様相を呈す。……こうした理路は理解できるが、一方であまりにも友敵を明瞭なものとしすぎている。

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