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日本人の源流 幻のル-ツをたどる

小田静夫

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784413040068
ISBN 10 : 4413040066
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2001
Japan

Content Description

古の人々が遺した痕跡は何を語りかけるのか。人類の黎明期から説きおこし、謎に包まれた日本人の来歴に迫る発見の旅。新たな遺跡発掘やDNA分析によって判明したこと等から見えてきた日本人の系譜とは。

【著者紹介】
小田静夫 : 1942年東京都生まれ。東京都教育庁文化課主任・学芸員(考古学)、日本第四紀学会幹事。日本人のルーツについて、さまざまな角度から研究を進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kinupon

    日本人のルーツは何処なのか?この本の中には過去のデータからの立証であり、再認識しました。耳垢でもわかるルーツの話は面白かったです。

  • マッピー

    人類発祥の地アフリカから、東西に分かれたうちの東に向かった方。ヒマラヤ山脈にぶつかって、南を行けば東南アジア型のモンゴロイド。目がぱっちりで彫りが深い。ヒマラヤ山脈の北を行けば中国北部方のモンゴロイド。凍傷にならないように扁平な顔で目は一重。縄文人は東南アジア型。弥生人は中国北部型。母子のつながりが強かった縄文時代。稲作が伝えられたことにより労働時間が格段に増えて、親子の触れ合いが少なくなった弥生時代。ふむ。ふむ。結論としては、縄文人と弥生人が混血を重ねることで今の日本人になったということ。

  • 新父帰る

    この種の本は沢山出ているようだ。本書は日本人の体の刻印、遺伝子の解析、食の起源、文化・風習のルーツ、神話の謎、日本語の由来という観点から日本人の源流を探る。遺伝子の項でYAP遺伝子とD1b遺伝子に触れていなかったのは少し残念。縄文時代の生活振りにページを多く割いているのは当然と言えば当然か。日本列島に入って来たルートの説明をもう少し詳しく記して欲しかった(ページ数の関係で無理か)。最後に現代に於いても日本語の源流が謎に包まれている事実にはとてもビックリした。評価は普通の3。

  • Monty

    人のルーツを遺伝子であるDNAから解説。DNAの特徴からホモサピエンスは10万年前にアフリカで誕生しこれが今地球上にいる人類の祖先であるとのこと。ネアンデルタール人や北京原人は滅んだ人類だという事が興味深い。また日本のルーツは縄文時代だが、弥生時代に移ってきた人が現在の日本人の源流となっており、沖縄とアイヌ人は縄文人がルーツと言う説が遺伝子の研究で有力であるという内容も興味深い。面白かったのは、耳垢のドライ、ウェットは遺伝で、南方系がウェットで北方系がドライというのもちょっと笑える。

  • 儚俣

    骨や遺伝子等の体、米食等の食事、埋葬や風習等の文化、そして言語によるアプローチで日本人の源流を探る本。言語だけはほぼ仮説。和を尊ぶ日本人の源流は、古代の多民族性から来たのかも知れない。

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