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掌侍・大江コウ子の宮中事件簿 五 集英社オレンジ文庫

小田菜摘

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784086805308
ISBN 10 : 4086805308
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
ペキォ ,  

Content Description

不本意にも帝の腹心の部下となってしまった内裏女房の〓子。東宮の立坊を機に返り咲きを目論む南院家にはすり寄られ、帝の寵愛を〓子が左右しているという噂を聞きつけた北院家からは袖の下を送られ、日常業務もままならない。そんな中、南院家の流れをくむ二の宮が身罷り、〓子が法要の手伝いをすることに。だが、そこには予想もしない事件が待ち構えていた…。

【著者紹介】
小田菜摘 : 沖原朋美名義で2003年度ノベル大賞・読者大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • kagetrasama-aoi(葵・橘)

    「掌侍・大江荇子の宮中事件簿」第五巻。今巻に初めて登場人物紹介と系図が書かれていて嬉しい限りです。今上と先帝(先帝の方が弟なんですよね。)の関係とか母系がどこに繋がっているのか……とかいっそう興味が深くなり楽しんで読むこと出来ました。荇子はお仕事に生きる決意しているので、征礼との関係がどんな風になっていくのか気になるところです。次巻ますます楽しみです。

  • kagetrasama-aoi(葵・橘)

    「掌侍・大江荇子の宮中事件簿」第五巻。今巻に初めて登場人物紹介と系図が書かれていて嬉しい限りです。今上と先帝(先帝の方が弟です。)の関係とか母系がどこに繋がっているのか……とかいっそう興味が深くなり楽しんで読むこと出来ました。荇子はお仕事に生きる決意しているので、征礼との関係がどんな風になっていくのか気になるところです。今巻登場の今上の異母弟の二宮、三宮の件は言葉がありません。ほんと、何も言えません、どうするのが正解なのかがわかりません。この時代では尚更でしょう。訶梨帝母が救いになったと信じたいです。

  • 坂城 弥生

    コウ子も帝に影響力のある女官として周知されたことで大変そうだった。

  • よっち

    不本意ながら、帝の腹心の部下となってしまった内裏女房の荇子。そんな立場の変化から様々な問題に巻き込まれてゆく働く平安女官のお仕事事件簿第五弾。東宮の立坊を機に返り咲きをもくろむ南院家ゴリ押しの顛末、帝の寵愛を左右しているという噂を聞きつけた弘徽殿の動き、そして亡くなった南院家の流れをくむ二の宮の法要の手伝い。不遇だった時の扱いを人は忘れないよな…と思いながら読みましたが、思わぬ要因で様々なことに気づいた頭中将だったり、腹心になり難しい立ち位置となってしまった荇子と征礼の覚悟もあってなかなか面白かったです。

  • らび

    系譜があったので頭の中で整理ができ助かりました。今回は九条女御と二の宮、三の宮母子の悲しい悲劇と言っていいものか迷うところではありますが、同じ病の後遺症が招いたどうしようもないとはいえ、それでも母は子を思いこれが最善だったのかやりきれない。今上の「よく耐えた」が全ての思いを物語ってましたね。それと如子がとってもかっこいいです!毒舌万歳!!

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