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帝室宮殿の見習い女官 シスターフッドで勝ち抜く方法 講談社タイガ

小田菜摘

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065388938
ISBN 10 : 4065388937
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2025
Japan

Content Description

母との相克から宮中女官を目指して、試用期間中の海棠妃奈子は
今上の叔母・涼宮に付き添って女子医専を訪ねる。
寄付を募るための講演会に、教授の世津子に請われて涼宮が登壇したのだ。

そこで妃奈子は、同級生の初音と再会する。
最初こそぎこちなかった二人だが、たがいの実家での境遇に興味を抑えきれずに、
最後は腹を割って話しあう。
華族学校時代のフラストレーションと反省を共有した二人は、友情を深めあう。


【著者紹介】
小田菜摘 : 沖原朋美名義で『桜の下の人魚姫』が2003年度ノベル大賞・読者大賞受賞。2004年『勿忘草の咲く頃に』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 真理そら

    月草の内侍や純哉の身の上と物語の進展がうまくリンクしすぎているようにも思うが、その分読後感はすっきりしたものになる。ま、上流階級の物語なのでリンクしていても不自然ではないかも。帰国子女の悩みや学びの方向性を見つけて成長していくヒロインが気持ちいい。宮中の物語なので大正ロマン的な要素が少ないのが寂しいが珍しい題材なのでシリーズの続きが楽しみだ。

  • よっち

    母から逃れ、宮中女官となって半年。試用期間中の海棠妃奈子は、教授の世津子に請われて今上の伯母・涼宮に付き添って女子医専を訪ねる第2弾。元同級生の初音と再会して、最初こそぎこちなかったものの、お互いの実家での境遇に興味を抑えきれず、最後は腹を割って話しあう妃奈子。そこからのこの時代の女性の扱いを垣間見るような展開でしたけど、そんな人たちばかりではなかったことには救われますね…。今回をきっかけに妃奈子が意識している純哉との絆も深まった感がありましたけど、帝からの期待もあって今後の展開が楽しみになってきました。

  • お涼

    シリーズ2作目。意に沿わない結婚から逃れるため宮中女官となった海棠妃奈子。半年が経ち海外育ちの妃奈子も少しずつ宮中の儀式やしきたりにも興味を持ち、勉強が楽しくなってきていた。女性が生きたいように生きるのが容易ではない時代、それでも自分を貫き通した女性たちの物語、そしてなんともしがたい家族の物語でもあった。

  • 2作目で、ますます女子の大変さが増しました。とはいえ、時代に負けない方々が増えて楽しさアップです。

  • 宇宙猫

    ★★★★★ 高等教育を受けた進歩的な女性には、家制度によって抑圧されることが耐え難く、家族と決別する結果になってしまう。今巻では、そんな境遇の女性が何人も登場する。彼女たちとの親交が、妃奈子の心を癒していくいくのが良かった。とんでもない親や家族に思えても、明治では常識的なことだけど、妃奈子の母親だけはやっぱり断トツで酷い気がするな。

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