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決定版 日本という国 よりみちパン!セ

小熊英二

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784788515673
ISBN 10 : 4788515679
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

私たちはどこから来て、これからいったい、どこへ行くのか?いまこの国に生きるすべての人、必読!!

目次 : 第1部 明治の日本のはじまり(なんで学校に行かなくちゃいけないの/ 「侵略される国」から「侵略する国」へ/ 学歴社会ができるまで)/ 第2部 戦後日本の道のりと現代(戦争がもたらした惨禍/ 占領改革と憲法/ アメリカの“家来”になった日本/ これからの日本は)

【著者紹介】
小熊英二 : 1962年生まれ。東京大学農学部卒業、出版社勤務を経て、東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻博士課程修了。慶應義塾大学総合政策学部教授。『首相官邸の前でTell the Prime Minister』で、2016年「日本映画復興奨励賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ちさと

    小熊英二さんらしい優しい語り口で「日本という国」の近代史がまとめられています。最後に「日本が進むべき道を考えてみて欲しい」とあった。まず、戦後賠償は法的には完了してるから元慰安婦等の個人的な「足りない」は違法だと思う。この前誤認逮捕で6年服役した人が足りないと訴訟したけど負けたのと同じ。対米従属に関しては心情では独立国として恥ずかしいとは思うけれど、アメリカからは色々もらっている。なんだかんだ言って虎の威を借る狐。膨大な貿易黒字もアメリカのおかげ。

  • かさお

    中高生向けに書かれた本だが、大人が読んでも分かりやすくて良かった。物事の光が当たっている部分を強調された学校教育を受けていたせいか、日本が戦後に反省して戦争放棄を憲法に謳ったり、勤勉で真面目だから経済大国になったと、勘違いしていた。ここまで大国アメリアにお膳立てされ画策されていたとは。。子供の頃は日本は頑張り屋だと誇りに思ってたので、けっこうショックだった。流石に今は大人だから裏事情を推察出来るが、ここまで非道い事をしてきたとは思わなかった。日本は植民地化されない為に、植民地化する方に追随したんだろうな。

  • Rie【顔姫 ξ(✿ ❛‿❛)ξ】

    著者の本は、「日本社会のしくみ」と「生きて帰ってきた男」を読み信頼感を持っていたので、10代向けに書かれたというこの本のことを知り、さっそく読んでみた。字の大きさとフリガナの多さをみると、10代前半向けかもしれない。しかし、その内容はほとんどの大人も知らない/理解していないのではないかと思われるくらい真相をついているというか、とにかく検定教科書には掲載できないところまで踏み込んだ内容だ。この本でフォーカスしている明治日本の始まりと、戦後日本の道のりは、現代を生きる日本社会の元となっているので、続)

  • サトシ@朝練ファイト

    増補改訂版(2001)を読んだ後にこちらの決定版(2018)を読了した。昨年、息子が学校の参考文献で著者の別作品が必要になったので本屋まで買いに行った。夢野久作の息子の話は何度読んでも胸がつまる。(この小学二年生の女の子は僕の父親より少し歳上?)日米安保と日本国憲法の成り立ちを大学の講義でやるとこんな感じか?やはり高校までの教科書には絶対に掲載されない内容だと思う。ただね、日本の人口は戦前で7000万人以上で高齢者少しなど人口とその構成比なんかを加味して書いて頂けるともう少し深みが増すと思う。

  • marcy

    今の大人たちは学校で、明治以降の歴史を深く学んできていない。著者は「今の日本のかたち」の基礎となった近代を焦点にし、欧米の列強に肩を並べようと背伸びを重ね、歴史まで捏造して「帝国」であろうとして敗れ去った経緯を丁寧に解説する。世界の中の日本を抜きにして語れないのに、この国の為政者や財界の重鎮らは「日本には日本のやり方がある」と声高に主張したがることを思うと、日本は結局、世界でうまく立ち回ることもできなければ、遠慮せずに自我を通すこともできず、どっちに転んでも国益を損なう判断や振る舞いしかできないのかも。

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