小澤征爾 指揮者を語る 音楽と表現

小澤征爾(1935-2024)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569782249
ISBN 10 : 4569782248
フォーマット
出版社
発行年月
2012年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
152p 19cm(B6)

内容詳細

世界的人気を誇る指揮者小澤征爾氏のウィーン国立歌劇場でのインタビューを単行本化。西洋音楽と格闘した半世紀と現在を愉快に語る。


スクーターひとつ持って貨物船に乗り込み、初めてフランスに渡ってから、世界最高峰の指揮台に立つまで。半世紀の挑戦と現在を語る。

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読書メーターレビュー

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  • 鉄之助 さん

    小澤の最初の師匠、斉藤秀雄さんを記念した「サイトウ・キネン・コンサート」。なぜ「記念」じゃなくて「キネン」なのか?  師を想う小澤の深い気持ちが伝わってくる。「指揮者とはインバイト(招待、招き入れ)だ」。演奏者の気持ちを一つにして、指揮者自らの「想い(楽曲の解釈)」の中に招き入れる。もう一人の師、カラヤンが小澤に語った言葉も胸に迫る。

  • breguet4194q さん

    「世界のオザワ」を偲んで一読。日本クラシック界としては、先駆的な活躍です。インタビュー形式なので、読みやすく、わかりやすい構成です。読むとやっぱり師匠の大きさがわかります。師匠から受けた事を、今度は小澤が若手に教えると言う継承。サイトウ・キネン・オーケストラの中には直接齋藤秀男に師事できなかった若い世代もいますが、その意思は継承されているのでしょう。10年以上前の出版なので、晩年がわからないのが残念。とはいえ、もっともっと長生きして欲しかったです。

  • まふ さん

    小澤征爾追悼読書。有働由美子氏との対談「100年インタビュー」の語録。ひたすら「楽譜の読み込み」という地道な努力が彼をここまで偉大な人物に仕立てたことを実感する。登場当初はとくに海外オーケストラのメンバーに媚びへつらうように見えたり、レコードから聞こえる音楽も特異な部分を強調する「いびつ感」が強く感じられ敬遠していたことを思い出す。が、円熟味を出してきた晩年の音楽は心にひたりと入り込んでくるタマシイの演奏だった。有働氏の巧みな質問もあり彼の人間そのものがしっかりと伝わってきて納得の一書であった。

  • けんとまん1007 さん

    やはり凄い方だ。そのエネルギーの源。それにもまして、人一倍勉強が必要だと考え、実践されていることだ。そして、何よりも音楽に対する敬意、オケのメンバーへの敬意など、小沢さんの人間味がにじみ出ている。そして、指揮者の役割とは。それが、とても興味深い。指揮者にとどまらない真実があると思う。そして、楽団員だけでなく、若者達の変化にたいする思いも素直に述べられている。世界のマエストロでありながら、一人の人間としての側面が、とてもよく感じ取れる。

  • おせきはん さん

    「表面的なことは真似ができても中身は真似ができない」「指揮者の解釈は7割ぐらいが納得してくれれば相当うまくいく」「100人が100人みんな納得するのは、むしろあまり健康的でない」など、欧州発祥のクラシック音楽の分野で世界を舞台に活躍してきた小澤征爾氏の言葉は、一つひとつに重みがありました。

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