Product Details
ISBN 10 : 4344982894
Content Description
第二次大戦における敗北は、日本の近代化の行く先に必然的に用意されていた、日本史上最大の事件だった。そして日本はその後遺症を抱えたまま、近代化の極たるグローバリゼーションに翻弄され、「第二の敗戦」を経験しつつある。我々は精神の構えをどう立て直し、やくざ化した世界と伍していくべきなのか。本書では、敗戦をまたいで現われ、西欧近代とひとり格闘し、創造的思考に到達した七人の足跡を是々非々で批評。西欧思考の限界を超え、日本から発信する文明的普遍性の可能性を探った野心的論考。
目次 : 序説 敗戦経験という基軸/ 第1章 丸山眞男―一九一四〜一九九六/ 第2章 吉本隆明―一九二四〜二〇一二/ 第3章 時枝誠記―一九〇〇〜一九六七/ 第4章 大森荘蔵―一九二一〜一九九七/ 第5章 小林秀雄―一九〇二〜一九八三/ 第6章 和辻哲郎―一八八九〜一九六〇/ 第7章 福澤諭吉―一八三五〜一九〇一
【著者紹介】
小浜逸郎著 : 1947年横浜市生まれ。横浜国立大学工学部卒業。批評家、国士舘大学客員教授。家族論、教育論、思想、哲学など幅広く批評活動を展開。2001年より連続講座「人間学アカデミー」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ころこ
読了日:2021/11/08
やまやま
読了日:2021/11/23
袖崎いたる
読了日:2016/08/09
NICK
読了日:2013/03/10
kenitirokikuti
読了日:2020/07/10
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