馬を巡る旅 旅の終わりに

ＪＲＡ現役調教師が語る競馬愛に満ちた２８のストーリー。未来を見通す望遠鏡（美浦トレーニングセンター）／師匠と弟子（新潟競馬場）／レジェンドたちの競馬放談／「かなざわいっせい」と私（茨城・龍ヶ崎）／非日常でも馬は走る（東京競馬場）／終のすみか（北海道）／ウマという生き物（北海道）ほか。

目次 : 第１章　ジョッキーに乾杯（騎手の養成―地方競馬教養センター/ 夢のかけ橋―ＪＲＡ競馬学校　ほか）/ 第２章　季節は巡る（おいちゃんのネコ―東京・北千住/ 頼まれごとは人の世の常―北海道・日高　ほか）/ 第３章　スマイルジャックの物語（生々流転―東京・府中/ アスリートの引き際―千葉・ナルタ牧場　ほか）/ 第４章　ゼブロイドを追って（神様のしわざ―北海道・スターファーム/ そしてシマウマは走った―北海道・スターファーム　ほか）/ 第５章　特別インタビュー・ムツゴロウさんに聞く　ウマを求めて地球一周（アフリカ話で盛り上がる/ 海外の田舎の「食」事情　ほか）

【著者紹介】
小檜山悟 : １９５４年生まれ。兵庫県西宮市出身。１９６９年アフリカに渡り、ナイジェリアの高校に留学。帰国後、東京農工大・馬術部を経て、１９８１年ＪＲＡ調教助手。調教師免許取得は１９９５年。翌年厩舎開業。通算２６７勝（２０２０年９月末現在。中央１９３勝・地方７４勝）。２００８年の日本ダービー、スマイルジャックで僅差の２着。浅田次郎、萩本欽一、故・志村けんなど著名人を馬主にもつ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）