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うしろの正面

小森香折

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784265060634
ISBN 10 : 4265060633
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2006
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

12歳の誕生日を迎える年の夏、「亡き父の幽霊が出た」という1本の電話から、暁彦は父の実家がある羽護山村へ向かうことになった。そこで暁彦を待ち構えていたものは…。オオムカデとの壮絶なドラマを描く。

【著者紹介】
小森香折 : 東京都生まれ。学習院大学大学院博士後期課程修了。ちゅうでん児童文学賞、新美南吉児童文学賞などを受賞

佐竹美保 : 富山県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

    小六の暁彦は十二歳の誕生日に、山奥にある亡き父の実家に呼ばれます。それは「生まれ変わりの儀」という儀式を受けるためのもの。旧家の不気味な親戚たち…一人で行く気になったのは、実家に父の幽霊が現われたという知らせがあったからです。暁彦は父への思慕と姉への意地で向かいます。怖いというより不気味…と読みつつ、後半あれれ?ちょっと消化不良です。続編やスピンオフがあると深まる気がします。

  • 頼ちゃん

    始まり方も終わり方も良かった。ムカデもそんなリアルには感じられず、気持ち悪いの嫌いな私でも大丈夫だった。和風ファンタジー好きです。

  • 火星人碧

    亡くなってしまい会ったことのない父の幽霊が出ると言われたら、行ってみたいと思うだろうか? 永遠に会えないよりも、せめて幽霊でも、と。暁彦はそれだけに惹かれたわけではなかったが、父の生まれた家へ行くと決める。しかしあからさまに歓迎されていない雰囲気があり、そして何かがおかしい。途中で出会う百目という男も怪しい。誰も彼もが怪しい、頼りの鹿取さんさえも。オオムカデに支配された一族を、大きな力を得た暁彦が迎え討つ。まあそういう話だが、ストーリーが凝っていて伝奇小説の趣もあり、なかなかに愉しめる。

  • けろろん

    夏休み

  • のふし

    柔道部のお姉ちゃんのここで?!という活躍所が痛快。想像力逞しく大ムカデをイメージできてしまう人にはあまりお勧めできない。和製オカルト&ファンタジー好きには面白く読める。

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