黒の皇子

小森香折

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784037273606
ISBN 10 : 4037273608
フォーマット
出版社
発行年月
2023年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
222p;20

内容詳細

山で修業をつんだ“青の読み手”ノアは、めきめきと秘術の腕をあげていた。そんなおり、北の大国ザスーンで反乱が起こり、皇帝一家が殺されたとの急報が入る。ノアたちはこの政変の背後に、世界をほろぼすために復活するレトの存在を予感する。しかし、生き残りの皇子があらわれたことで、事態は一変した。『青の読み手』『紅の魔女』に続く一冊の本をめぐる長編ファンタジー第三弾。

【著者紹介】
小森香折 : 東京都に生まれる。『ニコルの塔』でちゅうでん児童文学賞大賞、新美南吉児童文学賞を受賞

平澤朋子 : イラストレーター。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業後、児童書の挿絵や絵本など、様々な媒体で活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ままこ さん

    シリーズ3作目。ザスーン帝国で反乱が起きる。レトの生まれ変わりも誰だがわかり、より混乱を招いていく。『行間を読む』大切さを知ったレト。シドとサンドラがいて心強い。気が強いセシルも苦労を重ね女王として成長してきているな。レトの気になる夢も今後どう影響していくのかますます目が離せない。

  • ゆのん さん

    【シリーズ3作目】サンドラとの修行に励むノアだが、立て続けに危機が訪れるシリーズ3作目。サンドラの弟子・イリヤや、女王の結婚相手候補の皇子・アレクセイ。国教会の長・ヒウスなどの新キャラの登場でますます面白くなってきた。修行により秘術を使えるようになりつつあるノアだが、やはり子供。大人達の心配をよそに自ら危険に突っ込んでしまい、読んでいるこちらもヒヤヒヤしてしまう。『青の読み手』としての成長と、人としての成長も楽しみ。

  • よし さん

     物語の後半で、シドから文章の読み方を教えられた後、ノアが今までサロモンの書が直接的な答えをくれなかった理由を悟ります。人形使いの術にかけられなくてもイリヤのように人の言葉に惑わされ、判断力を失うことは誰にでもあるのではないかと思う。私たちにも、シドが教えてくれたように様々なことを読み解く力が必要だということが、物語を通して多くの人に伝わるといいと思います。これからノアは青の読み手としての力量が増し、修行の成果もあってどんどん頼もしくなりそうです。次の巻が待ち遠しいです。#NetGalleyJP

  • ひろんこ さん

    本当に、このシリーズ面白い。どうなるんだろう?やっぱり手紙おおごとになったがなw次で最終なんだよな…ずっと読んでいたい。簡潔にまとめられていて、まわりくどさがなく登場人物も多いのに混乱しないのもいい。展開が読めないのもドキドキする。次回も楽しみ

  • 史 さん

    入り乱れる野望。

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