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過労自死の社会学 その原因条件と発生メカニズム

小森田龍生

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784881253243
ISBN 10 : 4881253247
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 社会状態の指標としての自死/ 第1部 過労自死の背景と研究課題(日本の自死動向と過労自死の位置づけ/ 過労自死の社会問題化と課題)/ 第2部 過労自死に特有の原因条件の分析(過労死と過労自死を分かつ原因条件/ 2つの原因条件が経験されるプロセスと心理的影響(事例分析1)/ 判例以外の事例を用いた検討(事例分析2))/ 結論と課題/ 付録 質的比較分析(第3章)による分析結果の頑健性の確認

【著者紹介】
小森田龍生 : 1984年生まれ。専修大学大学院文学研究科社会学専攻博士後期課程修了。博士(社会学)。専門社会調査士。専修大学社会知性開発研究センター/情報通信研究センターリサーチアシスタント(2012年〜2013年)。専修大学および名古屋学院大学兼任講師(2016年〜)。学習院大学国際研究教育機構PD共同研究員(2017年〜)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • カモメ

    今まで過労死と過労自殺が分けて考えられてこなかったが、過労自殺特有の発生原因を明らかにする事で適切な予防・対策ができるのではという問題意識のもと、事例を元に分析されています。過労死と比較して過労自殺は「人間関係上の問題」「ノルマの未達成」が生じており「負担感の知覚」「所属感の減弱」により自殺に至るそうです。過労自殺に焦点をあてた研究という事で貴重な研究だと思いました。人間関係上の問題等その職場それぞれに依る問題点については、各々の事例を通して考えていかなければ把握・介入が難しいと感じました。

  • Kenji Suzuya

    過労死と区別されずに扱われがちな過労自殺について、実例の遺族へのインタビュー及び労働判例を基にして要因を分析したもの。主要な要因として「ノルマの未達成」と「人間関係の悪化」があり、双方が生じていることが最も過労自殺の要因としてもっともらしいとする。実践的には、これらがどのように生じるのか/どのよう防ぎうるのかを考える必要があり、職場から逃げられない原因のひとつとして本書でも指摘された「代替のきかなさ」は見逃せない。

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