二十世紀鉄仮面 河出文庫

小栗虫太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309415475
ISBN 10 : 4309415474
フォーマット
出版社
発行年月
2017年07月
日本
追加情報
:
304p;15

内容詳細

乱歩、澁澤龍彦も絶讃した、本邦三大ミステリのひとつ『黒死館殺人事件』の小栗虫太郎、もう一方の代表作。九州某所に幽閉された謎の鉄仮面とは何者か?私立探偵・法水麟太郎は死の商人・瀬高十八郎の魔の手から彼を救い出せるのか。帝都を襲ったペストの陰の陰謀に挑む、ペダンチックな冒険伝奇探偵小説。KAWADEノスタルジック探偵・怪奇・幻想シリーズ。

【著者紹介】
小栗虫太郎 : 1901年、東京生まれ。推理小説作家、秘境冒険小説作家。京華中学校卒業後、会社員を経て印刷業を始めた後、小説をこころざす。「完全犯罪」が認められ、探偵小説文壇デビュー。雑誌『新青年』『オール讀物』『モダン日本』などに異色作・意欲作を発表した。1946年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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導入部の東京を一台の警察自動車が流す場面...

投稿日:2018/05/12 (土)

導入部の東京を一台の警察自動車が流す場面は、都市型無国籍風で好きです。 その後の冒険小説的展開は、著者独特の主観的世界でついていけません。 これを映画化するなら、大昔の日活や新東宝のような、いい意味での「イカガワシイ」映像に仕上げてくれるのではないかと妄想しながら読んでいたら、楽しめました。

白塗りのサル さん | 神奈川県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • コットン さん

    藤月はなさんのオススメ本。『K死館殺人事件』の著者が頭の中で高度に遊んでいるような感じに比べると、本作はロマンス要素があったりしてK死館に比べると読みやすい。

  • sashi_mono さん

    薩州・上宮岳の地から身を起こし、いまや財界はおろか時の政府にも多大な影響力を及ぼす茂木根財閥。絶大な権力のもとに、直属の秘密機関を掌握し、その趨勢を一手ににぎる一族の実質的支配者・瀬高十八郎。日本三大奇書のひとつ『黒死館殺人事件』でもお馴染みの法水麟太郎が、帝都で頻発する怪事件を追って財閥の暗部に切り込む、ロマネスク香る衒学風冒険譚。……と一丁前に紹介しておりますが、挫折、寝落ちを繰り返し、いっこうに読書がはかどらず。心をいれかえ付箋とメモを駆使して、なんとか読了することができました。

  • 河内 タッキー さん

    黒死館殺人事件同様、法水麟太郎が登場するが、推理小説よりは冒険小説の要素が強く、毎回襲ってくるピンチに得意の推理で切り抜けていくという流れだ。相変わらず無国籍な舞台で、まるでルパン三世のよう。

  • 歩月るな さん

    全短編集と併せて発表年代順に読んでみる。江戸川さんの推したように『黒死館殺人事件』が探偵小説をぶっ壊そうとしていたなら、やがて探偵は推理を放棄する、そういう道もある。奇しくも海の向こうでは、セイヤーズとバークリー擁する探偵役がそれぞれ役を降りようとしている。この小説は最近何かで聞く所の「新伝奇小説」らしい。ところで、法水であるが病に伏した妻がいるのに数えで14、5の娘に女を感じて、不倫俳優が女の敵として叩かれるのを見ている昨今とするとこいつひょっとして最低なのでは。あれ、法水って妻帯者ですよね、これって。

  • さたん・さたーん・さーたん さん

    探偵というよりインディ・ジョーンズ寄り?現代では馴染みの薄い漢字や熟語、文章表現に読みにくさを感じた。本書の探偵・法水氏は冴えわたる推理力よりも行き当たりばったり感が強く、かなり挫けたり惑わされたり(これほどの巨人がここまで翻弄されるなんて!という強調表現でもあるのだろうが)、探偵=完全無欠のヒーローという勝手なイメージは裏切られる。やはり冒険家として評価したい。女性陣の微妙な、微妙な心の揺れがいじらしく、いじらしい。

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人物・団体紹介

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小栗虫太郎

1901年、東京生まれ。推理小説作家、秘境冒険小説作家。京華中学校卒。33年、「完全犯罪」でデビュー。著書多数。1946年死去

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