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「新青年」版 黒死館殺人事件

小栗虫太郎

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784861826467
ISBN 10 : 4861826462
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

日本探偵小説史上に燦然と輝く大作の「新青年」連載版を初めて単行本化!「新青年の顔」として知られた松野一夫による初出時の挿絵もすべて収録!2000項目に及ぶ語註により、衒学趣味に彩られた全貌を精緻に読み解く!世田谷文学館所蔵の虫太郎自身の手稿と雑誌掲載時の異同も綿密に調査!

【著者紹介】
小栗虫太郎 : 小説家。1901年東京生まれ。本名、小栗栄次郎。1927年、「或る検事の遺書」を、「探偵趣味」10月号に発表(織田清七名義)。1933年、「完全犯罪」を「新青年」7月号に発表。1946年没

松野一夫 : 洋画家、挿絵画家。1895年福岡県生まれ。1921年5月号で「新青年」の表紙絵を初めて担当。1922年3月号から1948年3月号までの26年間、同誌の表紙を描き続け、“新青年の顔”の異名をとった。児童文学の挿絵も多数く手掛けている。1973年没

山口雄也 : 1947年神奈川県生まれ。1970年、現代思潮社美学校第一期修了。1976〜78年、松山俊太郎の下で現代教養文庫版『黒死館殺人事件』(社会思想社)校訂作業に従事。2005年以降、素天堂名義で個人誌「黒死館逍遙」シリーズを発行

新保博久 : ミステリ評論家。1953年京都市生まれ。早稲田大学美術科卒。2001年、『日本ミステリー事典』(新潮社)により第1回本格ミステリ大賞を、2003年、『幻影の蔵江戸川乱歩探偵小説蔵書目録』(東京書籍)により第56回日本推理作家協会賞を、それぞれ権田萬治、山前譲と共同受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • みゆ

    三大奇書、舐めてました( ;∀;) 序編から西洋美術、宗教、医学、犯罪学の膨大な知識の羅列に( ゚д゚)ポカーン 本編に入っても博学単語ばかりが目に入り、どんな事件が起こって、何が謎なのか、全く頭に入ってこない。二編まで頑張りましたがギブアップです。黒歴史がまた一つ増えてしまいましたが、どれほど変わった本なのかが分かったので、良しとします(^-^;

  • TKK

    何度か読んでいるし持っているし高いし..で2年間も購入を躊躇してましたが、買ってよかった!今回は注釈をじっくり読みつつ、自分でもあらすじを書きながら読んでみました。結果意味不明の装飾語を外すと案外シンプルなストーリーで、法水のお茶目さに微笑ましさをも感じられる余裕の読書となりました。挿絵が新青年当時のもので雰囲気が高まります。

  • らきむぼん

    ここしばらく黒死館の三回目の再読に使っていたのだけれど、最高。どちらかというと今回は注釈メインで読んでいたのだけれど、前二回の読破よりもかなり楽しめた。再読を考えている人は是非これで読んでほしい。素晴らしい。

  • Chako@(旧名:かど =^ェ^=)

    手稿が発見されたことにより初出誌との校訂が、これ迄のどの版よりも正確に行われたと言える。長年、編集上の多くの疑問を抱えてきたこの奇書は沢山の校訂者を悩ませてきたが、熱意ある作業によって明らかにされてきて、一部は誤植であると分かってきた。博覧強記な注釈には不詳や虫太郎の誤用が少なからずあるがこれは後世の更なる研究が待たれるところだろう。今回は創元推理文庫版を読んでも今一つ分からなかった部分を補完するために注釈を中心に読んだ。本当にどうでもいいような脇道にそれるものもあるが、成る程と甘心するものもあって──☟

  • あるみの

    読了はしたものの、ストーリーを追うので精一杯でした。ストーリーも正直、どこかのブログでネタバレ有りのあらすじを読むのと変わらないんじゃないかと思うほどの内容しか理解出来ませんでした。なのでコスパの悪い読書時間を過ごしてしまった感は否めません。今は『三大奇書の一つを最後まで読んだ』というステータスが手に入っただけでも良しと思うことにします。数年経ってもまだ読書する習慣が続いていたら、その時にまた再読したいです。

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