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せかいいちうつくしい村へかえる

Yutaka Kobayashi

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784591078051
ISBN 10 : 4591078051
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2003
Japan

Content Description

サーカス団とともに故郷を離れたミラドーは戦争が終わった時、懐かしい故郷の村へ帰る決心をする。でも、ようやくたどりついた村は…。アフガニスタンの小さな村と、そこに生きる人々を描く、絵本シリーズ第3作。

【著者紹介】
小林豊 (書籍) : 1946年、東京に生まれる。日本画家。1970年代初めから80年代初めにかけて、中東・アジアをたびたび訪れる。その折の体験が、作品制作の大きなテーマとなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ♪みどりpiyopiyo♪

    ♪ダラ バ ダラ たにから たにへ パグマンの かぜを きみに おくるよ とおく はなれた ぼくの かわりに♪ ■『せかいいち うつくしい ぼくの村』『ぼくの村に サーカスがきた』に続く、パグマンの村の物語です。ヤモの友達 ミラドーは、あれからどうしているのでしょう? ■ミラドー、遠いところまで行ったんだなぁ。ニュースを聞いて、たった一人であんなに遠く険しい道を行くなんて。みんな親切で良かった〜。■シリー3作 どれも切ないけれど、通して読むと希望の見える物語でした( ' ᵕ ' ) (2003年)(→続

  • KEI

    シリーズ3作目。サーカスと共に世界中を旅して回ったミラドーはついにいつも心に浮かぶバグマン村へ帰る旅をする。ようやくたどり着いた村は戦争により変わり果てていた。戦争の愚かさ、その中でたくましく生きようとする人々の力強さを感じる。親友のヤモと出会えて良かった! また、バグマンの村はスモモの咲く“せかいいち美しい村”となる事だろう。1作目の衝撃的なラストから、希望が持てる3作目へ繋がった。良い本でした。

  • chiaki

    シリーズ二作目が自館になく、こちらから。サーカスの団員で笛吹のミラドーは、世界中を旅しながらも思い出すのは故郷アフガニスタンのパグマン村のことと、友だちのヤモのこと。戦争で行方知らずになってしまった父の笛をお守りに、ミラドーは故郷に帰る決断をします。いくつもの国境を越えて歩き続けるミラドーの姿に込み上げるものがありました。やっとたどり着いた故郷の変わり果てた姿を目にしたミラドー…どんな想いで父の笛を埋め、どんな想いですももの花を見て、どんな想いを込めて笛を吹いたのだろう…希望と祈りのこもったラストに涙。

  • papapapapal

    2作目『ぼくの村にサーカスがきた』で、村を出てサーカス団の一員として旅をすることになったミラドー。戦争に行ったお父さんに貰った笛にヒビが入ったのをきっかけに、パグマン村へ帰ることを決めます。電車に乗り、バスに乗り、馬車に乗り、何日も歩いて目指した先は…。前作での悲しい結末を知ってしまっている私たちは、ミラドーに待ち受ける悲劇に胸が潰れそうになるのですが…。人間って、自然って、思ったよりも強いのかもしれませんね。

  • かおりんご

    絵本。「せかいいちうつくしい村」の続き。この話があることで、ちょっとだけ希望がもてるし、ほっとします。戦争で、たくさんの人が亡くなり、町が破壊されたのだけれど。お父さんの消息が分からないのは、切ない。

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