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先駆者ゴッホ 印象派を超えて現代へ

小林英樹

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784622086451
ISBN 10 : 462208645X
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

働く人々への崇敬、印象派の色使い、浮世絵との出会いと新たな平面性、そして自然の懐へ。絵画の時代の結節点に屹立するゴッホを、造形的要素と内面性表出から論じ尽くす。カラー100点収録。

目次 : 萌芽/ 抵抗と模索/ 次にやらなければならないこと/ 浮世絵との出会い/ 新天地で開花/ 太陽の謳歌/ 『寝室』まで/ 個性の衝突/ アルルを去るまで/ サン・レミの夏まで/ 発作の直前/ 見据える強い視線/ 内から発する光/ 回帰願望/ 進むべきか戻るべきか/ 旅立ち

【著者紹介】
小林英樹 : 1947年生まれ。画家、ゴッホを中心とした絵画研究。東京芸術大学油画専攻卒。大阪中の島美術学院講師、北海学園大学建築学科教授を経て、2006年より愛知県立芸術大学美術学部教授(2012年退官)。個展多数。著書:『ゴッホの遺言』(情報センター出版局、1999。第53回日本推理作家協会賞・評論その他部門受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 大粒まろん

    ひまわりで有名なゴッホですが、私の気になったのは、《パリ祭の街の景色》で、解説をお借りすると、ゴッホの試行錯誤の最中に生まれたこの一点は忘れられがちだが、重要な一枚である。なぜなら、印象派を経験する前に、印象派を通り越してしまっているから。と、ある。なるほど。20年後のマティスやドランの誕生を予告する一枚なのだ。そして、浮世絵との出会いで、《アルルの女》を生み出す事につながっていく。個人的には《星月夜》を突き詰めて欲しかった。でも、本人がこの道を踏みとどまった。それでもその後彼は発狂してしまうのだが、、。

  • 彼岸花

    今までに、読んだゴッホ関連本の中では、より専門的でした。ほぼ独学で、自身の画法を確立した功績は大きいです。度重なる発作に襲われ、思うようにキャンバスに向かえず、悔いが残った事と思います。短すぎる活動期間ではありましたが…改めて言いたいのは、決して好奇な目で彼を見ないでほしいのです。作品は無限大です。自然と融合し、一体化した数々の名作を、静かに振り返ることができました。

  • けせらせら

    図書館

  • 林克也

    ゴッホの研究は面白いだろうな、楽しいだろうな、ねえ、小林さん。見て感じて調べて考えて推理して、いいなあ。楽しみは尽きないんでしょうね、ほんとうにうらやましい。たまに展覧会で見るだけ(見ることができるだけ)のヘタレオヤジの戯言でした。この本で、強い意志を持って”好き”に没入することの大切さを改めて気づかせてもらいました。

  • kaz

    「馬鈴薯を食べる人々」以前の作品も丁寧に紹介されていることが新鮮。他の図版集等では観たことのない作品も多い。ゴッホの作品の変化とその背景がよくわかる。

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