写真で愉しむ 東京「水流」地形散歩 集英社新書

小林紀晴

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087210569
ISBN 10 : 4087210561
フォーマット
出版社
発行年月
2018年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
224p;18

内容詳細

湧水、河岸段丘、調整池、人工河川……。
あらゆる地形の原点は水流にあり!

旅する写真家と地図研究家、地形マニアの聖地を徹底探訪

妙正寺川、神田川、渋谷川、日暮里崖線、国分寺崖線etc.

◆内容紹介◆
凹凸、暗渠、古地図、スリバチ……。地形を愉しむのは今や、NHKの人気番組『ブラタモリ』ばかりではない。とりわけ谷が多く風景の変化も著しい東京は、土地のなりたちに親しみ、移ろいを愛する者にとっての聖地とも言える。本書では、旅する写真家と鉄道・地形ファンが信頼する地図研究家が、異色のコラボで東京の「水流」に挑戦! あらゆる地形の原点とも言える、最大の「謎」に迫る。
大判カメラで撮影したモノクロの「古地形」が哀愁を誘う一冊。

◆目次◆
まえがき 私は縄文人、未来の東京を日々撮影している 小林紀晴 
第一章 水の力、太古からの流れ──中野区弥生町
〈解説〉宅地化に追いつかなかった河川改修
第二章 地下に現れた「神殿」と「測量の人」──善福寺川
〈解説〉激動の昭和戦前史を思う
第三章 幻の土手とのどかな風景──神田川を東中野付近から下流へ
〈解説〉ヨドバシカメラの起源
第四章 暗渠の魅力と洪水対策のグラウンド──妙正寺川(1)
第五章 文豪の暮らしと「気の毒」が募る寺──妙正寺川(2)
〈解説〉結核療養の歴史
第六章 土地はどのようにして人を受け容れるのか──日暮里崖線
〈解説〉「詐称地名」
第七章 発展する都市が目を背けた川──渋谷川
〈解説〉「狭まっている地形」の名前
第八章 崖から一路、コンクリへ──国分寺崖線
〈解説〉河岸段丘のつくられ方
第九章 人工河川の魅力──小名木川
〈解説〉「本邦初」が目白押しの土地
第一〇章 映画の聖地と縄文海進──四谷・鮫河橋谷
〈解説〉冷たい湧水と四つの谷
第一一章 湿った土地に集う人々──四谷荒木町
〈解説〉スリバチの聖地
第一二章 意識にのぼらない、しかし、長い──石神井川
〈解説〉やけに風流な「名残川」
あとがき 今尾恵介

◆著者略歴◆
小林 紀晴(こばやし きせい)
1968年、長野県生まれ。写真家。東京工芸大学芸術学部写真学科教授。著書に『写真学生』『days new york』『メモワール』『kemonomichi』『ニッポンの奇祭』『見知らぬ記憶』など多数。1997年『DAYS ASIA』で日本写真協会新人賞、2013年、第22回林忠彦賞を受賞。

今尾 恵介(いまお けいすけ)
1959年、神奈川県生まれ。地図研究家。一般財団法人日本地図センター客員研究員、日本地図学会「地図と地名」専門部会主査。


【著者紹介】
小林紀晴 : 1968年、長野県生まれ。写真家。東京工芸大学写真学科教授。1997年『DAYS ASIA』で日本写真協会新人賞、2013年、第二十二回林忠彦賞を受賞

今尾恵介 : 1959年、神奈川県生まれ。地図研究家。一般財団法人日本地図センター客員研究員、日本地図学会「地図と地名」専門部会主査(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • niisun さん

    やはり小林紀晴さんは自然史よりも人文史の人かもしれません。この本でも、縄文人の視点で捉えたりしてますが、地形の読み解き方としてはあまり捻りがないような。得意の写真もポートレートの時のような、熱や匂いが伝わって来ないような気がします。ただ、個人的には、本で紹介されている河川や崖線は一通り端から端まで歩いたことがあるので、懐かしく読むことが出来ました。私も30代前半に23区内の主な河川や道路は、写真を撮りながら踏破しているので、定年後に同じ場所を歩いて、東京の今昔を写真とともにまとめたいと密かに考えてます。

  • gauche さん

    写真家の随筆のようで、たくさん出ている地形本とは異なり新鮮だった。細かいところだが、冒頭の地図に数字が振ってあるのだが何の数字なのかは説明がなく、各章で紹介している地点だとわかるのまで時間がかかった。また、上野の話で掲載されている地図が、数ページ後に出てくる赤羽のものである。もう少し分かりやすい工夫が出来たのにと言う点が残念。

  • mochizo さん

    東京に住んでいると、思っている以上に起伏が激しいと感じることはあります。これが川の形成時に削られた後であったという事を思うと、坂道が多い事もまた理解できます。そんな水流を感じることができる本です。個人的には石神井川が家の近所なので、この件が中々面白かったですね。王子駅の工事ミスで下水配管を石神井川に40年間も垂れ流していたという事実も。

  • Ryuji Saito さん

    2020年1冊目。

  • シュークリーム・ヤンキー さん

    東京の街中で息をひそめながら、人々の生活を形作っている「川」「坂」をめぐる本。 内容はあくまで散歩エッセイで、地形について客観的に解説したものではない。そのためか、添えられている地図も分かりやすいとは言えないが、Google Mapを適宜参照すれば十分楽しめる。 また本文中では、無機質なコンクリ建築に対する筆者の独特の感性が垣間見え、良い味を出している。 ところで、奇しくも本書を読んでいる途中、台風19号が日本を襲った。そして東京という街が、いかに水と切り離せない成り立ちをしているのか思い知った。

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小林紀晴

1968年、長野県生まれ。95年、『ASIAN JAPANESE』でデビュー。97年『DAYS ASIA』で日本写真協会新人賞を受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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