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罰ゲーム化する管理職 バグだらけの職場の修正法 インターナショナル新書

小林祐児

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784797681345
ISBN 10 : 4797681349
Format
Books
Release Date
February/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

高い自殺率、縮む給与差、育たぬ後任、辞めていく女性と若手―。社会問題ともいえる日本の管理職の異常な「罰ゲーム化」を、国際比較を含む多数のデータで分析。背景と原因を描き出し、解決策を提案する。経営課題として「管理職の活性化」に悩む経営層にも、増え続ける負荷に耐える現場の管理職にも役に立つ、今日から使える知恵とヒントに溢れた1冊。日本のビジネスの現場を救う“希望の書”!

目次 : 第1章 “理解編”管理職の「罰ゲーム化」とは何か/ 第2章 “解析編”管理職の何がそれほど大変なのか/ 第3章 “構造編”ここが変だよ、ニッポンの管理職/ 第4章 “修正編”「罰ゲーム化」の修正法/ 第5章 “攻略編”「罰ゲーム」をどう生き残るか/ 終章 結局、管理職になるのは、「得」なのか「損」なのか

【著者紹介】
小林祐児 : パーソル総合研究所上席主任研究員。上智大学大学院総合人間科学研究科社会学専攻博士前期課程修了。NHK放送文化研究所、総合マーケティングリサーチファームを経て現職。労働・組織・雇用に関する多様なテーマについて調査・研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • よっち

    高い自殺率、縮む給与差、育たぬ後任、辞めていく女性と若手。日本の管理職の異常な「罰ゲーム化」をデータで示し、解決策を提案する一冊。今の管理職の何が大変なのか。組織のフラット化による管理職ポストの減少と待遇、徐々に消えてゆく期待の若手、ライフイベントを機に変化する働く意欲、負荷が上がり続けるトレンドや働き方改革の二重の矮小化、年上部下の問題や役員定年という落とし穴もあって、育成部分のフォローも必要でしょうし、抱えこまないことを意識するタスクの分散や、意識の共有といった部分がこれから重要になってきていますね。

  • はる坊

    現在の管理職について、 その実態や構造、罰ゲーム化から抜け出す方法を論じた1冊。 仕事における縦のつながりや、横のつながりに質問事項について、私もそう思うばかりだったので、 もう少し余白がないとダメだなと思った。 まだ管理職ではないが、いつか来る管理職になった際、 本書を大いに参考にし、今のうちに準備したいと思う。 考え方とかは一朝一夕に身につくものではないと思うので。

  • 内藤銀ねず

    令和六年2月初版、同年5月4刷。よほど同じことを思ってる管理職の方が手に取ったのだな、と感慨深いものがありました。働き方改革やコンプライアンス、はたまたハラスメント研修や人事考課研修などなど、企業の人事総務や役員たちでさえ「経験していないこと」を管理職たちに押し付けた結果、現代社会のどの立場から見ても管理職が割に合わない役職と化してしまった! そんな無理ゲーでもこなせちゃうスーパー管理職がどの企業にも一人二人現れちゃうのが痛い。「落ちこぼれ管理職」を救済するヒントに溢れてますが、どう見ても罰ゲーム…。

  • 黒頭巾ちゃん

    ▼一般と管理職の給与差が1.2-3倍しか違わず、近年差が詰まっている▼管理職はプレイングマネージャー もしなければいけないので 負荷がでかい▼現場の悩みとして 人事が考えるのは ハラスメントや働き方改革、現場管理職は 後継者不足や残業過多と差が出ている▼組織のフラット化により管理職の階層が入り部下が多くなるので業務が多くなる▼全てを満たす 組織形態はない。官僚制にもいいところはある。分業、専門、規則で恣意排除。臨機応変に使い分けるべき▼コミュニケーションスキル研修を管理職ではなく メンバーにする

  • tkokon

    【無理ゲーの打破】・業務量的負荷感と心理的負荷感。そして、管理職は苦労しても市場価値が上がらず、残業が付く管理職一歩手前プレーヤーに年収で負ける。結果管理職のなり手がいない、負荷が増えるという負のループ。処方箋は、ワークシェア、フォロアーシップ(管理職以外)トレーニング・目線合わせ、業務分担。管理職すでに無理ゲー。管理職トレーニングでは解決しない構造的課題を突き付けられる。野中郁次郎先生の「ミドルアップダウンマネジメント」の要となる管理職が最も疲弊していたのでは組織の健全な発展は期待できない。

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