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少女願うに、この世界は壊すべき 2 -輪廻転生の神髄-2 電撃文庫

小林湖底

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784049132694
ISBN 10 : 4049132699
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
ろるあ ,  

Content Description

弁財天と寿老人を退け、榮凛島の崩落を食い止めた神津彩紀と熾天寺かがり。これで平穏な生活をおくれるかと思いきや―2人の家は燃やされていた。犯人は七凶神の大黒龍僖。新たな彩皇に狙われた2人の元に、朝廷からの使者、稲名田湯津香がやってくる。「寇魔を倒すべく協力しませぬか?」さらに、新たな仲間を求めて人間の楽園と呼ばれる『盈水院』を統べる大僧正、毒針倶舎奈のいる寺院を目指すことに。しかし盈水院で待ち受けていたのは、嘘をつかないと、酒を飲まないと、人を殺さないと死んでしまうという、仏教の五戒を破らなければならない奇妙な町と怪しい住人たちで―。

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • まっさん

    ★★★★ 電撃文庫大賞銀賞受賞作品第二弾。 「ひきこまり吸血姫の悶々」で有名な小林湖底先生が彩る摩訶不思議な桃源郷・盈水院を舞台とした今巻のお話では、日々寇魔によって人間が殺されている世界において人々が幸せを享受出来るおいう世界観、またそこでは「嘘をつかないと」「酒を飲まないと」「人を殺さないと」など、仏教の五戒を破らなければ自身が死んでしまうという不思議な設定には直ぐに惹き込まれてしまいました。 仏教や道教を作品の設定に取り込み、また朝廷や僧徒の登場など一見ラノベにしては堅苦しい雰囲気を感じるかもし→

  • まるぼろ

    弁財天と寿老人を退けた神津彩紀と熾天寺かがりだったが、七凶神の大黒龍僖に家を焼かれ時同じく朝廷からの使い、稲名田湯津香に七凶神への対抗を要請された二人はとある人物のいる「盈水院」に赴くが…というお話です。今巻は仏教をモチーフにした話がメインでしたが、その中にも千年という時間の重みや知らず変わってしまったものだとか前巻から続く意志の強さだとかがうまく噛み合っていてとても面白かったです。改心…と言うより憑き物が落ちたと言った印象の倶舎奈も仲間に加わり、次巻はどんな話になるのか楽しみです。

  • ヤギ郎

    弁財天と寿老人を退けた彩記とかがりは桃源郷と化した榮凛島で健やかな日々を送る。そこで、朝廷からの使者がやってきて、七凶神と戦うために地表へ降りることになった。大きな敵と戦うためには、まず仲間を集める必要がある。彩記たちは、毒針倶舎奈と出会うために盈水院(えいすいいん)へ訪れた。千年という時を越えた超絶ファンタジー。複雑な設定も第2巻に来ると慣れてくる。なんとなくタイトルを回収してきている…??

  • 真白優樹

    新たな七凶神、大黒天に命を狙われる中、朝廷の使者が彩紀達の元を訪れ、彼等が不思議な街を訪ねる今巻。―――何度転生しても変わらぬこの想い、向き合い汝は何を為す。 仏教の五戒を破らねば死んでしまう、人間の楽園と呼ばれた盈水院。その寺院を統べる大僧正、倶舎奈と激闘を繰り広げる巻であり、不条理なルールの奥に隠された彼女の真意が何処か痛く切なく、昏い思いからではない理由と激突する、彩紀がかがりと彼女の板挟みとなる中、大切なものを改めて選ぶ巻である。果たして彼等は天を墜とせるのか。 次巻も勿論楽しみである。

  • 椎名

    ヤンデレ巻。仏教的な部分が色々と出てきたのは面白かった。

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