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妻が余命宣告されたとき僕は保護犬を飼うことにした

Takanobu Kobayashi

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784907537463
ISBN 10 : 4907537468
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2023
Japan

Content Description

妻の末期ガン闘病中、家族は会話もしなくなり最悪の状態に。
そんな中、モデルでデザイナーの雅姫さんに保護犬を飼うことをすすめられ
出会ったのが「福」だった。「福」との出会いと日々を
「福」の写真とともに綴った家族の物語。


[目次]
はじめに......2
悪性胸水......12
抗がん治療開始......19
終わりの見えない苦しみ......23
私、もう長く生きられないでしょ......29
犬を飼うと毎日が絶対楽しくなるよ......37
セラピードッグを知る......48
アンズとの出会い......54
アンズを我が家へ......63
アンズから福へ......72
困り顔の新しい家族......78
外が怖い......84
冬空の下で根くらべ......94
深夜のお散歩......102
ペッカとキップル ......110
父と娘の関係......117
福の心がとけたとき......122
留守番中のいたずら......128
日常におきた変化......134
犬らしくない犬......139
はじめてのキャンプ......143
カリスマトレーナーとの出会い......152
犬と幸せに暮らす方法55......159
セカンドオピニオン......170
残された時間でできること......178
ドーナツ......182
犬は夢を見る......186
手作りおやつの日々......188
旅行へ......193
福井へ......200
8月の朝散歩......206
マグロのごはんのこと......210
夏の終わり......214
緩和ケア病棟......220
季節外れの花火大会......226
成人式の前撮りに参加......232
退院そして自宅療養......239
保護犬を飼うということ......244
おわりに......252


《著者情報》
小林孝延(コバヤシタカノブ)
1967年福井県出身。編集者。月刊誌ESSE、天然生活ほか料理と暮らしをテーマにした雑誌の編集長を歴任。女優石田ゆり子の著作『ハニオ日記』を編集。プロデュースした料理や暮らし周りの書籍は「料理レシピ本大賞」で入賞・部門賞などを多数獲得している。2016年からは自身のインスタグラム@takanobu_koba にて保護犬、保護猫にまつわる投稿をスタート。なかなか人馴れしない保護犬福と闘病する妻そして家族との絆を記した投稿が話題となりテレビ、ラジオほか多数のメディアで取り上げられる。連載「とーさんの保護犬日記」(朝日新聞SIPPO)、「犬と猫と僕(人間)の徒然なる日常」(福井新聞fu)ほか。料理研究家の桑原奈津子、なかしましほ、イラストレーターの平澤まりこと共にムック『保護犬と暮らすということ』(扶桑社)シリーズもリリースした。(敬称略)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • もぐもぐ

    我が家にも保護犬がいて、その存在に日々感謝しかないですけど、この本読んで改めてその癒しの尊さを感じました。この先も福はご家族を支え続けてくれるのでしょうね。写真もとても可愛かったです。

  • sayuri

    闘病記メインだと辛いなと思ったが保護犬・福ちゃんのパートが多く穏やかな気持ちで読み進める事が出来た。余命半年と宣告され本来なら家族一丸となってしかるべき所、家族間には不穏な空気が流れギクシャクする日々。その流れを変えたのは、保護犬の福。保護シェルターで静かに佇んでいた「アンズ」を家族に迎え入れ、名前を「福」に改名。まさしく福の神のような存在で、不安定だった家族の絆を深く強固にしてくれた。写真も満載でその表情を見ているだけで癒され幸せな気持ちになる。誤植が多いのが残念だが、保護犬を通し命の尊さを再認識する。

  • キタ

    保護犬・猫等、保護動物達に興味がある方や 今、ご病気のご家族やトモダチが周りにいる方は読んで欲しいなぁ。 まだ自分の身近にはそういった状況はきてないけど、そう長くない将来。周りも何なら自分でもくるだろう現実が。 もう2度と犬を飼うのは諦めていたけど、最後にやっぱり飼いたくなっちゃったよ。

  • レア

    石田ゆり子さんのインスタ経由で本の存在を知った。雅姫さんとか石田ゆり子さんと保護犬選びに行けるなんて何者!?と思ったら「ESSE」「天然生活」などの雑誌の編集長さんなんだ。文章も読みやすく写真のセンスのよさも納得。母親を癌で看取り、2度も違う飼い主から飼育放棄された保護犬の里親である自分には共感する事が多々あった。奥さんも【福】の存在がバラバラだった家族の絆を深めてくれるのを見届けて安心して旅立っていけたと思う。救っているようで救われている…ほんとそう。次は猫が飼いたいと言っていた奥さんからのギフトも素敵

  • 檸檬の木

    野犬の保護犬である「福」を家族に迎え、日常はがらりと一変した。少しずつ家族に慣れていくのが、全員の楽しみとなり、家族の一体感が増して行った。会話の少なかった娘との関係も大きく改善し、一番喜んでいたのが闘病中の妻であり、笑顔が戻りぐんぐんと気分が上向き、体力も回復していった。妻に残された時間を宣告された夫婦が、やりたいこと、してあげたいことを叶えていけたのは本当によかった。「一匹の命を救う事で、実は救われたのは僕たち家族だった」。と言葉で結んでいた。本の中の沢山の写真がとても素敵でした。

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