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ゴッホは殺されたのか 伝説の情報操作

小林利延

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784022731944
ISBN 10 : 402273194X
Format
Books
Release Date
February/2008
Japan

Content Description

様々な伝説を持つゴッホ。彼を支えてきた弟テオとの関係や女性問題を、唯一純正な資料「ゴッホの手紙」を基に、斬新な角度から読み解く。そこから浮かび上がるどんでん返しの結末とは。従来のゴッホ伝説を覆す1冊。

【著者紹介】
小林利延 : 1935年宇都宮市生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。早稲田大学大学院文学研究科芸術学専攻博士課程修了。鹿沼市立川上澄生美術館を立ち上げ、11年間館長として勤務。現在、文星芸術大学美術学部芸術理論領域教授、同大学院芸術研究科教授。美術評論家連盟国際会員。創業以来120年続く暦問屋(株)玉清堂の5代目(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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ゴッホは自ら命を絶ったのか、漠然と今まで...

投稿日:2009/05/28 (木)

ゴッホは自ら命を絶ったのか、漠然と今まで疑問に感じていました。 その答えが、この本を読んでわかった気がします。衝撃的な一冊かもしれませんが、読んで良かったと本当に思っています。 ゴッホの作品に、少しでも興味を持った事がある方なら、ぜひ読んで間違いのない一冊だと思います。

スピカ さん | 不明 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • キスイ

    謎の死を遂げたゴッホは他殺だったのでは?ということを『ゴッホの手紙』をもとに検証する一冊。一般には自殺といわれているけど、他殺説もわりと昔からあるみたい。真偽はともかく史実ミステリのフィクションみたいなノリで楽しめた。全然知らなかったけどゴッホさんて結構気難しい感じの人だったんだなぁ。そして、亡くなったのが三十七歳というのにも驚き。自画像、渋すぎない…?

  • hisakodosu

    ちょっとつらい内容でした。ゴッホの絵を観る気持ちは変わらないですが。

  • みずいろ

    ゴッホはだれにも、もちろん弟にも、決してつかめない存在だ。だからこそ多くの人が彼に惹かれて、本書に書かれたような憶測も飛び出す。誰にも届かない場所でゴッホか見ていたもの考えていことは、絵画作品を通して感じるしかないし、それこそ彼がただ一つ望んだことだ。ゴッホの奥深さはその人生にではなく作品にある。

  • ラー

    残された書簡などの資料を元に検証を重ね、ゴッホは自殺したのではなく、弟のテオに殺されたのではないかという結論を導いている。著者はこれはあくまで推論であり、当事者の名誉を傷つける意図はない、実は本著はゴッホを主人公とした小説の創作ノートとして書いたものだ、などと予防線を張っているが、推論を裏付ける決め手となる新資料があるわけでもなく、既存の資料に基づく検証も杜撰でテオの名誉を貶めるものでしか無い。小説の形をとっていれば問題は無いと思うが、ノンフィクションを期待して読んだ人間からすれば、落胆の一言に尽きる。

  • EYES

    この本の興味をひくところはゴッホが弟テオに手をかけられた可能性に加え、世界中に広まって、いるゴッホ伝説がテオの妻”ヨー”の創り出したものであり事実がどうだったのかと 読者に疑問を投げかけるところです。

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