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『アラビアン・ナイト』の国の美術史 イスラーム美術入門 増補版

小林一枝

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784896949865
ISBN 10 : 4896949862
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2011
Japan

Content Description

1000年以上に及ぶ広大なイスラーム世界の多様な芸術を、「アラビアン・ナイト」というキーワードのもとに、平易に読み解く異色の入門書。イスラーム芸術文化の薫りと愉しみが、魔法のように立ち上がる1冊。

【著者紹介】
小林一枝 : 早稲田大学大学院文学研究科藝術学(美術史)専攻修士修了、博士課程単位取得退学。日本学術振興会特別研究員、横浜国立大学、金沢大学講師を経て、1997年4月より早稲田大学国際部(現:国際教養学部)の講師を勤める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ヴェネツィア

    「アラジンと魔法のランプ」や「シンドバード」のようによく知られたお話を9つ『アラビアンナイト』から抽出し、そのそれぞれを核にイスラーム美術を語っていくといった構成。入門編としてはとっつきやすくはあるが、残念ながら紹介される美術品が少なく、また体系性にもやや欠けるようだ。例えば絵画を例にとれば、マムルーク朝(14世紀)の後にアッバース朝(13世紀)が登場するのはともかく、19世紀の絵本の挿絵やアーサー・ラッカムが併置されていたり。一方、考察は「アレクサンダー大王と物言う木」と「三才図絵」の関係など拡がりを⇒

  • 金吾

    アラビアンナイトとイスラム美術をリンクさせ興味を持ちやすくしています。ガラス工芸、金属工芸、絨毯の話が良かったです。

  • Meroe

    『アラビアン・ナイト』の物語に沿った東方のイスラーム美術入門。『自動機械仕掛けの書』、ランプ、金属器、絨毯、霊廟建築など。「アラジンの魔法のランプ」は中国が舞台の、中東の人たちにとってもエキゾチックなファンタジーだったという。各章の扉に説明なくヨーロッパ人による『アラビアン・ナイト』の絵があるのはどうなんだろう、最終章でヨーロッパ人によるオリエント趣味的な中東イメージに触れているのに、この本もそのようなイメージを増幅させるのに一役買ってしまっている気がする。

  • naoto

    イスラーム美術…絵や絨毯、工芸品や建築物など…の本。NYのメトロポリタン美術館でもイスラム美術コーナーは好きな展示なので、とても興味深く読んだ。各章の冒頭に「アラビアンナイト」の一説が出てきて、一度「アラビアンナイト」も通しで読んでみたくなった。

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