AKB48白熱論争 幻冬舎新書

小林よしのり

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344982734
ISBN 10 : 4344982738
フォーマット
出版社
発行年月
2012年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
261p;18

内容詳細

人が人を「推す」とはどういうことか?なぜ、今それをせずにはいられないのか?日本のエンタテインメント史上、特異な「総選挙」という娯楽・消費行動を通じて、すべてのメディアを席巻する存在となったAKB48。まさに大衆の願望がAKB48を生み出したと言えるのだ。あえてではなくマジでハマった4人の男性論客が、AKB48そのものの魅力を語り合い、現象を分析することで、日本人の巨大な無意識を読み解き、日本の公共性と未来を浮き彫りにした稀有な現代文明論。

目次 : 第1部 人はみな誰かを推すために生きている(なぜ今、AKB48しかないのか/ AKBで変わる政治・メディア・宗教)/ 第2部 では、なぜ人は人を推すのか(禁忌・アイドルの恋愛―指原事件の衝撃/ 日本アイドルの倫理と資本主義の未来)

【著者紹介】
小林よしのり : 1953年、福岡県生まれ。漫画家。大学在学中に描いたデビュー作『東大一直線』が大ヒット。92年、「ゴーマニズム宣言」の連載をスタート。以後、『戦争論』『沖縄論』『靖國論』『天皇論』『昭和天皇論』『国防論』『反TPP論』といったスペシャル版も大ベストセラーとなり、つねに言論界の中心であり続ける

中森明夫 : 1960年、三重県生まれ。明治大学付属中野高校中退。ライター、エディター、プロデューサー。『朝日ジャーナル』「新人類の旗手たち」頁に登場して脚光を浴びる。「おたく」「チャイドル」などの命名者としても知られている

宇野常寛 : 1978年、青森県生まれ。評論家。企画ユニット「第二次惑星開発委員会」主宰。カルチャー総合誌「PLANETS」編集長

濱野智史 : 1980年、千葉県生まれ。社会学者・批評家。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mitei さん

    AKBの話から宗教、資本主義などいろんな話が出てきて如何に本書の論者がAKBのことが好きなのかがよくわかった。私もAKBが好きでCDはよく買うがこんな視点があったのかと眼を開く思いだった。

  • アイゼナハ@灯れ松明の火 さん

    上から目線で語られてたらどうしよう…と思いながら読んでましたが、愛があってよかった(笑)いい年をしたオジサマたちが、なぜこんなにもAKBに夢中になるのかをそれぞれに語り倒しているのが嬉しいですね。あっちゃん卒業後の総選挙、指原スキャンダル直後の2回のタイミングで4人の論客が熱く熱く語っておられます。帯にある『人はみな、誰かを推すために生きている』っていい言葉だなぁ。予備知識があった方が楽しめると思うので、ファンの方にはとってもオススメです。

  • 厩戸皇子そっくりおじさん・寺 さん

    この本、十代や二十代で出会っていたら繰り返し読んだだろうな。アイドルを話題の中心に据えて政治・宗教・経済・文学・歴史etcの話が飛び交う。大衆的な話題を通じて知的好奇心が満たされる。オッサンになった今の私にはそこまで刺激的ではないのだが(AKBファンでもない)、それでも感心したり教えられる事が色々あった。論者の皆が本当にAKB好きなのが良い。ただ、存在についての評論ばかりで、アイドル一人一人の表現力や技量を論じられる芸能の見巧者が不在だったのは残念である。まあアイドルに芸は不要とも言えるが。

  • としP さん

    《既存のソフトビジネスが行き詰まった結果、コンテンツではなくコミュニケーションに価値がある》やはり時代が求めているのは「モノ(ハード)」ではなく「コト(ソフト)」なのだということを表している。《間違いなく、AKBは日本で一番成功したゲーミフィケーションの例の一つでしょう》ファンが総選挙を通してメンバーの立ち位置に影響を与えることが出来る。「ゲーム感覚」や「評価される立場としての残酷さ」を指摘される面はあるだろう。しかし、それがファンとアイドルの双方向コミュニケーションである。

  • 遊々亭おさる さん

    アイドルという枠を超越して、今やAKBというひとつのジャンルを確立した感もあるAKBグループ。彼女らの信者である4人の知識人が熱く語るAKBの魅力と社会に与える影響と可能性。彼らが言うところの「AKBはサリンを撒かないオウム真理教である」説を実践すべくAKB流の資本主義により世界は秩序を変えるという新種のハルマゲドンを予言する戦慄の書・・・というのは嘘で教養あるアイドルオタクの大人が語る高尚なる与太話(褒めてます)。総選挙は公開処刑の場であるという話が印象的で中島みゆきさんの『ファイト!』が脳裏に浮かぶ。

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人物・団体紹介

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小林よしのり

1953年、福岡県生まれ。漫画家。大学在学中に『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて『東大一直線』でデビュー。以降、数々のヒット作を世に送り出す。新しい試みとして、ニコニコ動画にてメルマガ『小林よしのりライジング』(まぐまぐ大賞2022)を配信。身を修め、現場で戦う覚悟をつくる公論の場として「ゴー宣道場

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